「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「みんなやさしくてチームに入りやすい雰囲気を作ってくれた。練習も楽しくやれているし充実感がある。もっと自分の良さを出せると思っている。早くチーム戦術に慣れていきたい」(岩田智輝) 他 [二次キャンプ4日目コメント]

 

午前中のプール調整のみとなった二次キャンプ4日目、天野純と岩田智輝が取材に応じた。

昨日のヴァンフォーレ甲府戦にダブルボランチの一角として出場した天野。プレシーズンキャンプでは喜田拓也の負傷もあって中盤の底を定位置にしている。現在の役割について「もう少し前のトップ下が自分のベストな位置だと思っているけど、ボランチでも組み立てからフィニッシュまですべて自分でやってしまえばいいかなという感覚で楽しんでやっている」と前向きに話した。

 

 

チームとして、マイボール時に縦に急ぎ過ぎないゲームコントロールを追求している。そこでボールに触れる回数の多い天野の役割が重要になる。「自分個人としては、90分通してゲームをコントロールして、なおかつ前に入っていってゴールチャンスに絡むことを考えている」と思考を明かした。

3バックの右に固定されている新加入の岩田は、マリノススタイルに適応するために日々奮闘中だ。大分トリニータ時代から慣れ親しんだ3バックとはいえ「大分で求められていることとマリノスで求められていることは違う」(岩田)。距離感やポジショニングについては「「半分くらい理解できていると思うけど、頭で理解していてもプレーで表現するのが難しいところがある」と今後の課題を語った。

 

©Y.F.M

 

二次キャンプは中盤戦に突入し、明日以降は戦術面でさらに細かい修正を行っていく。今後は17日と20日にも練習試合が組まれており、リーグ開幕に向けて現在地点を見極める貴重な実戦機会になりそうだ。

 

 

[コメント]

MF 14 天野 純

――昨日の練習試合の3本目と4本目に出場して、チームとしてはトータル2-0で勝利した。試合を振り返ってチームのパフォーマンスは?

「相手がゴール前を固めて守備的だった。うまく自分たちから崩して得点する形はなかったので、そこは課題。連係面含めて質にこだわっていかないといけない」

 

 

――天野選手はこれまでよりも低い位置でプレーしていたが、心掛けていたことは?

「今シーズン、キャンプに入ってから監督は前へ急ぎ過ぎないということを言っている。去年は自分たちからバランスを崩すことが多かった、というフィードバックがあった。自分個人としては、90分通してゲームをコントロールして、なおかつ前に入っていってゴールチャンスに絡むことを考えている」

 

 

――アンカーに近い位置でゲームを作ることに注力しているように見えるが、役割の変化をどのように受け止めている?

 

 

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