「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「この前の試合で(岩田)智輝くんは本当にいいプレーをしていたし、質が高い。守備での予測など良さを盗みながら自分の良さを出して、監督やチームメイトに信頼してもらえるようなプレーを見せたい」(渡辺) 他 [練習コメント]

 

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――ルヴァンカップの仙台戦はいい形で勝利を収めた。次の試合のメンバーは、仙台戦で見せた良さを生かしていくのか? それとも開幕戦の戦い方がベースになるのか?

「まずはルヴァンカップをポジティブなパフォーマンスで戦えた。特に前半はいいパフォーマンスで、自分たちのいい部分を出せた。次の広島戦に向けては明日までしっかり考えたいし、水曜日の試合に出ていない選手もいる。ケガ人もいない状態なので、しっかり戦っていきたい」

 

 

 

――マルコス・ジュニオールの状態は?

「この前の試合で15分から20分のプレータイムがあった。試合後は彼もいいフィーリングを受けたと聞いているし、しっかりできたと思う。次の試合に向けてもいい準備ができていると思うし、戦列を離れていたので試合勘という部分で大変だと思うが、エウベルもしっかりできている。去年はエリキやジュニオール(サントス)がいて得点数が多かった。今年は彼らがいないが、それを補える選手はいると思う。徐々にやっていきたい」

 

 

――川崎フロンターレ戦ではキャンプの時からやり方を変えたと思う。そこに至った考えは?

「今シーズンも試合がたくさんあって複数のやり方で柔軟性を持ってやっていきたい。川崎戦ではあの形、次の試合では次の形というふうに、その時のチーム状況やケガ人、コンディションを踏まえて2~3個の戦い方ができるようになっていると思う。特に川崎がどうこうということではなく、自分たちが置かれている状況を把握しながら考えている」

 

――仙台戦のやり方に適用して勝利した選手たちの評価は?

「試合でのパフォーマンスは前向きなことを多く見られた。特に前半はシンプルにやってチャンスを作れていた。2点目、3点目を取るチャンスもあったが取れず、後半は自分たちがコントロールできず危ない場面があった。シンプルにやらなければいけない部分を複雑に考えて難しいゲームになってしまった。でも選手たちにとって自信になるゲームだったと思う」

 

 

DF 13 チアゴ マルチンス

――副キャプテンに就任して、よりリーダーシップを取っているように感じるが心境は?

「僕はマリノスに加入してから積極的にコミュニケーションを取っているし、そのために日本語を一生懸命勉強している。リーダーシップのところでも貢献できるようにしてきたので、副キャプテンになったからやっているのではない」

 

 

――開幕してからの2試合はコンディションが良さそうに見える。どのように感じている?

「昨シーズンはケガに悩まされて満足できるシーズンではなかった。長期離脱がないように去年から補強やケガ予防のトレーニングに励んで、オフシーズンもしっかり体を動かしてケガをしない体作りを心掛けている。でも今に満足せず成長しなければいけないと思う。状態はいいけど、もっともっと良くなると思う。自分を良くして、チームを良くしていきたいと思う」

 

 

――ホーム開幕戦は広島との対戦だが、去年までチームメイトだったジュニオール・サントス選手のイメージは?

 

ヨコエク

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