「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「まずはセレッソに対して絶対に勝つという気持ちを持って臨んだ。それでみんなが頑張って勝利という結果がついてきて、そこに自分の通算150試合出場が重なった。みんなに感謝したい(松原) 他 [C大阪戦後コメント]

 

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

「すごくいいチャレンジをできた試合だったと思う。自分たちにとって大事なのは、落ち着いて約束事を守り、やるべきことをやること。それを選手たちがやってくれた。今日のように深い位置で守備を固めてくる相手に、まずは慌てずコントロールすることが大事で、最後まで落ち着いてプレーしたことで勝利をもたらしてくれたと思う」

 

 

――前節の湘南戦も含めて、自分たちのリズムでサッカーができていないイメージがある。攻撃に人数をかけることができていないのは選手たちがネガティブなマインドになっているからなのでは?

「もちろん簡単なゲームではなかった。深い位置で守備をされてなかなかスペースがない状況でやらなければいけなかった。今年はエウベルが加入したが、まだまだ理解を深めている段階だ。前田もFWの位置で学んでいるところがある。まず落ち着きながら約束事を守ることが大事だった。湘南戦は残念な内容で自分も悔しい気持ちでいっぱいだった。良さを出せず引きすぎてしまった。今日はセレッソ相手にしっかり勝利したことで自信になったと思う。ただ指摘されたようにゴール前の質はもっと上げないといけないと思う」

 

――マルコス・ジュニオールはいつ頃戻れるのか?

「正直いつというのはまだわからない。早ければ今週かもしれないし、仙台戦の後かもしれない。まずは今週の練習に合流してコンディションを上げていくことが大事になる」

 

 

 

――今日はサイドから攻めてクロスも入ったが中に合わなかった。その問題をどのように考えている?

「ゴール前の質はもうちょっと高めないといけない。セレッソが引いてスペースがなかったけどチャンスは作れたが、最後のところはもうちょっとコントロールしなければいけなかった。湘南戦ではゴールを奪った後いつもの前向きさがなく、後ろ向きになって引き分けてしまった。自分たちは毎試合ゴールを奪えると思うので、その中でやるべきことに忠実に、質を高めないといけない」

 

――シーズン前から言い続けていたテーマについて現段階での評価を聞かせてほしい

「去年からの学びというところで、今シーズン前から話しているようにしっかりコントロールすることが大事になる。対戦相手には守備のラインが低くてスペースがないチームもあるが、慌てずチャンスが来ることを信じてプレーすることが大事だ。今日の試合では最後の最後まで落ち着いてできた。パフォーマンスとして最高と言えるものではないが、ルヴァンカップ含めて負けたのは1敗だけ。去年のように波があるのではなく、続けていくことが今後も大事になる。今日に満足することなくやっていきたい」

 

 

FW 45 オナイウ 阿道

――セレッソ戦は10年ぶりの勝利になる。この勝ち点3の価値は?

「チームとして勝てていない相手というのは苦手意識じゃないけど、こうした拮抗した試合の中でマイナスのイメージが出てきがちになる。難しい試合でどちらのチームにもチャンスがあって、その試合を勝ち点3につなげられたことに意味がある」

 

 

 

――去年は焦れずに戦えた試合が少なかったが、今シーズンは最後まで耐えて勝ち点3をつかめている。その要因は?

 

 

ヨコエク

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