「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「5分でも10分でも出場した時に何ができるかにフォーカスしている。60分出場しても何もできなければ意味がないし、20分でも(札幌戦のように)インパクトを残せたほうがいい」(天野純)

 

[コメント]

MF 14 天野 純

 

――札幌戦は素晴らしい突破からのアシストだったが、どんなイメージだった?

「右サイドのスペースに走り込もうと思って、その時に荒野選手がすごい勢いでプレッシャーに来ているのがわかった。どうやって外そうかなと思って、ワンタッチで角度をつけて切り返せば外せると思った。跨いでからの流れは勝手に体が反応した。クロスは、中に(オナイウ)阿道がいるのはわかっていて、右足より左足のほうが相手の意表を突けると思って出した」

 

 

――「体が勝手に動いた」と話したが、普通なら左足のインサイドか右足のアウトサイドで後ろを向いた状態でボールを受けると思う。前を向くのがポイントだったのでは?

「本当に考えていなくて、日頃の練習や自主練習の時間で、いろいろなフェイントを開発している。それを喜田相手にいろいろ試している(笑)。遊びの一環があのプレーにつながったと思う。ああいった不利な体勢のほうが相手は油断している。日頃の遊びの中でフェイントを開発してよかった」

 

 

――クロスはセンターバック2枚の足が絶妙に届かないコースだった。イメージはできていた?

「阿道があそこに入ってくるのはわかったので、どちらの足でどういう軌道でボールを届ければいいのかを一瞬で判断した。1枚目のDFさえかわせれば、後ろのDFは間に合っていないと思った。遊びの延長線上が相手の意表を突くプレーを生んだという感じ」

 

――周囲の反応や反響は?

 

 

ヨコエク

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