「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新助っ人レオ・セアラはベンチスタートか。日本人ストライカーは危機感を表現せよ [J11節 横浜FC戦プレビュー]

 

ティーラトンやオナイウ、前田は先発濃厚。岩田も戦列復帰へ

 

21日のルヴァンカップ・清水エスパルス戦では直近のリーグ戦から先発を9人入れ替えた。出場機会に恵まれていない選手たちにとっては貴重なアピールの機会となり、ミッドウィークのカップ戦におけるマネジメントとしては当然だった。

明日のリーグ第11節・横浜FC戦では再び先発を大幅に入れ替えるはずだ。大部分は清水戦前から決まっていたことである。

例えば、GKは安定したパフォーマンスを発揮している高丘陽平に戻るだろう。清水戦では梶川裕嗣が素晴らしいプレーを見せてくれたが、だからといったすぐに序列は変わらない。かといって梶川の90分間が無駄になるわけではなく、梶川は今やれることをしっかりやってくれた。今後も継続的にアピールし、まずは2番手を確保し続けることが定位置奪取への最短距離だ。

 

 

清水戦に45分間だけ出場したティーラトンはリーグ戦での先発復帰が濃厚。同じ試合であえてプレータイムを制限したオナイウ阿道や前田大然も順当に先発に名を連ねるはず。それと22日の練習でフルメニューを消化していた岩田智輝も戦列復帰するかもしれない。ボランチ、サイドバック、あるいはセンターバックもハイレベルでこなせる選手だけに、ベンチにいるだけでも心強い存在だ。

 

 

そして絶対に負けてはいけない相手との対戦だ。キャプテンの喜田拓也はいつも通りの口調で「僕たちが一番大事にしているのは目の前の試合で、相手がどこでも、場所がどこでも、勝ちに行くのはいつどんな時でも変わらない。そしていつもチャレンジャーなのは変わらない」と前置きしつつ、こう言った。

「クラブを支えてくれている人たちの思いを考えるとダービーは大切。それもスポーツの良さだし、そういう思いを背負ってチームとして勝ちに行くべき」

 

 

この試合では勝ち点3獲得を至上命令としたい。

 

 

強化部の隠れたファインプレー。レオ・セアラのマリノスデビューは後半途中から

 

注目のレオ・セアラの起用法をどうするか。

 

ヨコエク

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