「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

マリノスに関わる者すべてに夢と希望を与える有意義な時間の始まり -2014シーズン始動日 (藤井雅彦) -1,361文字-

 

毎年思うことだが、始動日はいつも晴れている。悪天候の始動日はここ数年、記憶にない。時期的に気温こそ低く、この日も冷え込んでいたが、暖かい日差しが降り注ぐ朝に新しいチームは始動する。新体制発表会こそ終えているものの、実質的にチームが動き出すのはこの日から。既存選手も、新加入選手も、ベテランも、若手も、そして指揮官も、新しいシーズンをスタートさせる。

2014年、マリノスは総勢29人で動き出した。オフに左足首の遊離軟骨の除去手術を行った齋藤学は別メニューでのスタートとなったが、そのほかの選手は全員がフルメニューを消化した。その齋藤も術後の経過は順調なようで、早ければ2月1日から始まる宮崎キャンプ中に部分合流できるだろう。そこでの練習試合出場は難しいかもしれないが、スムーズに行けば公式戦の幕開けとなる2月22日のゼロックス・スーパーカップには間に合う見込みだ。

 

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