「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「マリノスは大学4年生のときに練習参加させてもらった」(三門)・「(開幕戦の大宮戦で)ブーイングされるのかな?」(下平)+俊輔・齋藤・富澤他 [練習コメント] 

樋口 靖洋 監督

「快晴で気持ちいい始動日を迎えられた。選手はフレッシュな顔をしている。いいスタートを切れた。思った以上に走れているし、顎が上がっている選手もいない。去年からいる選手は元日までサッカーをしていたので、天皇杯で早く敗退して移籍してきた新加入選手の状態を把握したい。(齋藤)学はキャンプ前の1週間で回復状態を見る。ランニングはできているし、順調に治っている。ミーティングではチームコンセプトを映像とパワーポイントを使って説明した。再確認とこれをスタンダードにしようという話をした。攻守において自らアクションを起こして、イニシアチブを握ってゲームを支配する。いい守備からのバイタリティある攻撃という言い方をしている。今年は攻め勝つゲームを多くすることがタイトルにつながる。それを強調した。やはり49点(昨季の総得点)では優勝する資格はない。特に2点目を取らないと勝てない。ウチは2失点以上した試合がない。つまり2点取れば100%負けることはない。1試合2点で計算すると68点でそれは難しくても、最低でも55~60点を目指したい。それで一昨年、昨年の失点数をキープできれば攻め勝つサッカーができる」

 

MF 10 中村 俊輔

「天気も良くて、みんなが揃ってスタートできて良かった。でもこれからなので集中してやっていきたい。自分はどちらかというと動いていたほうがいいタイプ。1月1日までできたし、オフが短いと思う人もいるかもしれないけど、自分はリフレッシュしつつ体を動かさない日はなかった。あとは新しく加わった選手との連係に頭を使っていく作業なのでそんなに難しくない。去年はナビスコカップがベスト4でリーグ戦は2位、天皇杯は一番上までいけた。今年も全タイトルで上を目指したい。新しい選手が増えたのでそこで競争が起きると思う。一番はグラウンドでいいプレーをすること。それに尽きると思う。新加入選手の良さを理解して、あとはミーティングであったように発展していきたい。11連戦とかあるし、W杯もあるので1週間に2回のペースで試合が続くこともある。試合をしながらチームを作っていく作業は、勝っていれば難しくない。負けたときや引き分けたときにどうやっていい方向に持っていくか。それが自分にできる作業でもある。目標はチームで言うとリーグ優勝。ひとつでも多くタイトルを獲って、天皇杯のようにサポーターと喜びを味わえるように頑張りたい」

 

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