指揮官からの愛のムチは期待の裏返し。もっともっと伸びるし、もっともっとできる。樺山のプロ初ゴールは可能性の一端に過ぎない [L杯GS4節 仙台戦レビュー]
天野の今季初ゴールと樺山のプロ初ゴール
胸熱な水曜ナイターは天野純の左足で幕を開けた。
左サイドに開いた高野遼がボールを持った時点で、するすると相手ゴール前へ侵入していく。「(高野から)クロスが入ってくると感じて、ゴール前に入っていったらいいボールが来た。コントロールがうまくいったので左隅に決められるコースが見えた」。トラップして相手選手に囲まれている状況は決して簡単ではなかったが、鋭く振り抜いた正確な左足シュートがゴールネットを揺らした。
背番号14がようやく決めた今季初ゴール。リーグ戦でもカップ戦でもチャンスはあったが、なかなか決めきれない。決めきれず、突き抜けきれない自分自身にモヤモヤし、悶々とした日々を送っていた。そんな自身の中に抱えていた曇り空を吹き飛ばす痛快な先制弾となった。
(残り 1497文字/全文: 1879文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ