キャンプ始動 -今年のキャンプの部屋割りを決めたのは栗原勇蔵 [宮崎キャンプ1日目レポート] (藤井雅彦) -1,218文字-
マリノスは1日から宮崎シーガイアでキャンプをスタートさせた。
プロ野球と同じ2月1日キャンプインは毎年恒例だが、今年の宮崎はとても暖かい。この日は気温20℃近くまで上昇し、横浜とは約10℃も違う。飛行機から降りた瞬間、暖かい風が吹き、汗が吹き出す。ただし暖かいのは3日の月曜日までで、4日以降は冷え込むという。今日も太陽が沈むとグッと冷え込み、ダウンジャケットが必要になった。温暖な気候というイメージが先行するが、高低差が大きいため体調管理には注意が必要だ。
そんななか、マリノスは所属する29人全員がキャンプ初日のトレーニングを行った。オフに左足首を手術した齋藤学はこの日から元気にフルメニューをこなし、同じく左足首痛で昨年はリハビリの日々だったGK鈴木椋大も先輩GKとともに汗を流す。過去そうだったように体調不良を訴える選手はおらず、樋口靖洋監督は「監督3年目にしてキャンプ初日を全員で迎えられたのは初めて」と喜んでいた。
トレーニング内容については、キャンプ初日ということもあって軽めのメニューに終始した。長めのウォーミングアップのあとは3対1のボール回し、さらには4人1組になってのパス練習と続く。ここでは縦パスに対する連動性が求められており、その後に行われた6対6のゲーム形式でも指揮官が繰り返す「スイッチを入れるパス」が強調されていた。フォーメーション練習や実戦形式は実施せず、2日目以降の楽しみとなる。
さて、キャンプと言えばサッカー以外にも『同じ釜の飯を食う』という目的があるもの。彼らはサッカー選手である以前に人だ。そこで注目なのが部屋割りである。実は、今キャンプの部屋割りを決めたのは副主将の栗原勇蔵である。以下、本人のコメントを抜粋する
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