「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

チーム全体はすこぶる好調。その中でプレータイムを延ばしていくレオ・セアラに課せられるタスクとは [L杯GS5節 広島戦プレビュー]

 

ゴールネットを揺らす作業だけに限れば樺山は…

 

先週のベガルタ仙台戦で待望のプロ初ゴールを決めた樺山諒乃介は、引き続き左ウイングで先発濃厚だ。

その試合では前半に見事なフィニッシュを決めたが、ハーフタイムに交代を命じられてしまった。負傷などのアクシデントではなく、戦術的に交代しなければいけない理由があったわけでもない。「フィットネスの部分で45分が限界かなと見ていた」とアンジェ・ポステコグルー監督。体力やプレーの連続性といった、いわゆるインテンシティを上げていくことが当面の課題となる。

 

 

誤解を恐れず言えばシュートテクニックがプロの世界で通用することはプレシーズンの段階からわかっていた。特に樺山の場合は実戦形式でシュートスキルを発揮できる稀有なタイプで、ゴールネットを揺らすという作業だけに限ればオナイウ阿道や前田大然より上かもしれない。

ただ公式戦の舞台では、シュートやゴール以外にもさまざまな仕事を求められる。展開や状況によってはシュートシーンに恵まれないことも多く、守備に奔走しなければいけないシチュエーションも多々ある。

 

 

 

ヨコエク

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