「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「明日チャンスが回ってきたら自分の良さを出せるように、いつも通りガンガン仕掛けていきたい」(樺山諒乃介)他 [清水戦前コメント]

 

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――仲川選手の復帰時期が気になる。どのように考えている?

「ケガの状況はだいぶ良くなっている。今回長くリハビリ期間にしているのは、ずっとケガがちでコンスタントに出場できていない状況だったので、しっかり完治させようと考えたから。コンディションはすごくいい。明日のメンバーに入っているが、スタートなのか途中なのかはわからない。今はそういうプランでいる」

 

 

――引き分け以上で1位突破が決まる一戦だが、いつも通り勝ちに行くというスタンスは変わらない?

「どの試合も自分たちにとっては重要だ。明日の試合では、なかなか試合に出場できていない選手たちにチャンスがあるだろう。彼らもしっかり試合勘を持ってほしいし、まだまだシーズンは長いので、いつ出番が来ても大丈夫な状態にしておきたい。その中で自分たちがどのようにやっていくか。全員にとって大事な試合になる」

 

――今日の練習で畠中が別メニューだった。鹿島戦での負傷は脳震とうの症状に見えたが、週末のリーグ戦出場も含めてどのような状況なのか?

「ドクターと話し合いながら、規定の日数もある。それを踏まえてやっていきたい」

 

――鹿島戦はショッキングな敗戦だったと思うが、週明けの選手の表情や取り組みをどのように感じている?

「この前の敗戦後に伝えたのは『誰でもミスは犯すが、それを引きずってやっていたらああいう結果になる』ということ。そのミスを踏まえて何を学び、明日の試合に臨むのか。選手たちは次に向かってしっかりやってくれると思う」

 

 

FW 23 仲川 輝人

――現在のコンディションは?

「リハビリに時間を多く使って、焦らず治してということも言われた。リハビリに相当時間をかけたので、あとは試合の感覚を取り戻すためにも少しずつ公式戦をやりながら、という感じ。ケガの具合は問題なくできている。練習の疲労度と試合のキツさはまったく違うので、試合をこなしながら状態を上げていければ」

 

 

――焦りがないわけではなかったと思う。葛藤に対してどのように気持ちを整理して取り組んできた?

「みんなを信頼して、自分は復帰するために全力でやってきた。特に葛藤はなかったし、みんなが全力でやった結果、いい流れになった。頼もしかったし、そこに自分が少しでも力になれるように、まずはケガをちゃんと治して、少しずつ恩返しというかチームのために何ができるかを試合で表現できればいい。筋肉系のトラブルが多いので、焦らず治すことが大事とメディカルと話したし、それをスタッフや監督が理解してくれた」

 

――監督が明日のメンバー入りを明言した。どのようなプレーを見せたい?

「自分の持ち味を出すことが大事だと思っている。何分出場するかわからないけど、いつでも出られる準備をしておくことが大事。1ヵ月ちょっとぶりの試合だけど、楽しむことが重要。勝っている状況でも負けている状況でも、全力でやること、自分がやるべきことは変わらない。ドリブルなどで決定機を表現して、あとは試合勘を取り戻すことが大事になる」

 

 

――どのようにトップパフォーマンスを取り戻していく?

 

ヨコエク

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