中盤と最終ラインの人選は? キーワードは『エネルギッシュさ』 [J19節 鳥栖戦プレビュー]
前監督は常に成長し続けることを選手とチームに求めた
カップ戦2連敗のショックを払拭するために、マリノスらしい勝利がほしい。
引き続き暫定的に指揮を執る松永英機監督は前日練習後、このように語った。
「プレースタイルを持続するというよりも、もっと強度と精度を上げていきたい。今週、選手の理解度や気持ちの部分、もちろん戦術の部分も考えてトレーニングしてきた。明日の試合でそれを前面に押し出して明日の試合にぶつけていく」
チームとして乗り越えなければいけない困難や試練がある。そのタイミングに直面しているのだろう。松永監督はこうも言った。
「サッカーの局面と同じで、うまくいかない時や失敗やミスがあった時、どのようにリアクションを取って行くか。あるいは立て直していくか、ピッチ上の選手がどのように考えるかが大事。アンジェ監督がチームを離れた影響は個々でそれぞれあると思うが、彼に教わったことは選手たちの中に根付いている。そしてそれをピッチでどのように表現するかが大事になる」
前監督は常に成長し続けることを選手とチームに求めた。そのために日々の練習でハードワークするのだ、と。
その人がいなくなってもマリノスと選手たちは戦い続けなければいけない。代表活動でチームを離れていたオナイウ阿道と前田大然も復帰し、ルヴァンカップ札幌戦のウォーミングアップ中に負傷したティーラトンも全体練習に合流している。
3週間半ぶりとなるリーグ戦の対戦相手は現在4位のサガン鳥栖。クラブカラーであるハードワークに加えて、最後尾にはパク・イルギュが構えている。相手にとって不足なしだ。
中盤の底に扇原。それをフォローする左サイドバックには…
思うように結果を出せなかったカップ戦から何を学び、明日の試合に生かすべきなのか。
まずはアグレッシブさを取り戻したい。ボランチとして先発濃厚になっている扇原貴宏に期待だ。
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