2014年02月21日 19時30分　
カテゴリ： 試合情報 • 選手コメント

【voice of player】
DF 4 栗原 勇蔵

――公式戦開幕を迎える手応えは

「ボチボチ（笑）。あとは試合で徐々に上げていけばいいと思う。最初から大事な試合だけど1試合やれば全然変わってくるはずだから」

――練習試合で90分間やっていない不安はある？

「いきなり本番で90分間をやることになった（苦笑）。監督は真面目できっちりやりたい人だから不安だろうけど、雪の影響もあったから仕方ない。そのぶん選手がカバーすればいい」

――富士ゼロックス・スーパーカップという大会への意気込みは？

「一発勝負で勝てば一冠になる。チームに弾みがつく。去年は広島が勝って、そのは勢いで2連覇した。ウチもそうなれるように頑張りたい」

――広島という相手について

「優勝を持っていかれたというより自分たちで逃しただけだから恨みも何もない。広島が強かったということ。天皇杯で少しだけ借りを返せたかもしれないけど、苦手意識を与えることはできていると思う」

――今年はW杯もある

「最近は代表に選ばれていないし、それを考える余裕もない。隣の人（中澤）よりも代表に入りたいという気持ちは弱いかもしれないけど、マリノスで結果を出した延長線上に代表がらうと思って頑張りたい」

【試合に向けて】

樋口 靖洋　監督

「ここまでは7割くらいの仕上がりかなという印象。水曜日の練習試合で少し整理できたので、チームとしては7割くらい。今年は始動から4週間で公式戦がある。それは僕の中では1週間足りない。それを覚悟の上でチームを作ってきた。雪の影響もあって、練習試合で90分間プレーさせることができなかった。ゲーム体力は一抹の不安ではある。それは試合を通して上げていかざるをえない。ただ、最初から失ってはいけない試合ばかり。勝ち点を拾っていかないといけない。それをやりつつ、状態を100%にもっていくための3試合になる。
木曜日は非公開にしてすみません（笑）。でも特に変わった練習はしていない。ミーティングでは相手チームのスカウティングビデオを見せて、特徴を確認しつつ、戦い方を整理した。広島は柏がけがをしていて、GKが林になるくらいで、ほかは去年とメンバーもやり方も変わらない。去年の広島戦は自分たちの戦い方を徹底した3試合。相手に合わせるのではなく自分たちのやり方を貫いた。もともといた選手は特徴を理解していると思うので、新加入選手に試合までの流れを説明する意味もあった。ビデオは広島の戦い方にやられているシーンを3つくらい見せて、逆にうまく対処できている場面も見せた。
今週の火曜日からはシーズンモードに入っているし、それを選手に伝えている。この大会は最近、優勝するチャンスがなかった。シーズンの最初なので勝って気分よくACLに向かうためにも大事な試合になる。1年目でベースが浸透して、2年目で積み上げた。3年目はそれを発展させる。特に攻撃面を発展させたい」

FW 17 端戸 仁

「広島はまりガツガツ奪いに来ないのでボールにたくさん触れる。でも天皇杯決勝がそういう感じだったから、今度は積極的に奪いに来るかもしれない。そのあたりはゲームをやりながら感じて、裏に抜ける動きを多くするかもしれない。悪いイメージはないし、ああやって公式戦に出ることは大事だとあらためて実感した。今回、自分が出るか分からないけど、そういう可能性があるのは大きい。水曜日のSC相模原戦は15分という短い時間だったけど、キャンプから通じて一番良かった。あとはシュート感覚のところだけ。チャンスを決められないと悔やんでも悔やみきれない」

DF 22 中澤 佑二

「気持ちは普通。ゼロックスがあってACLがあってリーグ戦がある。最初から3連戦でシーズンが始まるのはこれまでほとんど経験したことがない。しかも今年は雪が2回も降って練習試合がなくなるケースもあった。その中でやるべきことはやったつもり。どう転がるか分からないけど、2月の終わりと3月頭の3試合はすべて開幕戦になる。ゼロックスがシーズン開幕戦で韓国遠征はACL開幕戦、大宮戦はJリーグ開幕戦。その3試合では内容どうこうではなく勝つこと。連戦の間は内容を突き詰めている余裕はない。どうやったら勝ち点3を取れるかだけ考えてやりたい」

MF 11 齋藤 学

「気持ちは徐々に高まってきている。でも普段の土曜日に試合があるのと同じでそういう気持ちで準備している。去年のリーグ戦の終わりや天皇杯決勝のようなワクワク感はない。足首の状態はあまり気にならない。去年のほうが心配だったので、それとくらべればだいぶいい状態になっている。ゲーム体力については練習試合で90分間やっていないので分からない部分がある。勝負どころを見極めてプレーする必要があるし、そういうことも必要になってくると思う」