「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(畠中の状態について)さほど大きなケガではないと聞いているし、出ていない選手も控えている。総力戦で次の試合に臨みたい」(松永英機監督) 他 [練習コメント]

 

[コメント]

松永 英機 監督

――宮市亮選手を獲得した経緯は?

「アタッキングフットボールをやっていく中で攻撃陣の選択肢を増やすということだと思う。マリノスにフットボールにアダプトできる選手として獲得したということ」

 

――合流してみての印象は?

「初日の練習の中で彼の動きを評価するのは難しいし、体が重いとかコンディション的に良い悪いという判断はできない。でも海外での経験もあるし、自分の体については自分自身がよく知っていると思う。フィジカルスタッフやメディカルスタッフと相談しながらコンディションを上げていってほしい。中断期にはキャンプもあるので、彼にとってはいい機会になると思う」

 

 

――彼にどんなプレーを期待する?

「自分にとっては、彼が高校生の時に日本で見た以来になる。縦にスピードを生かした推進力のあるプレーが得意なので、そういったところはマリノスの両サイドの攻撃的なポジションで期待できる。サイドからのチャンスメイクや彼自身の得点に期待したい」

 

――柏戦で19試合を消化し、ちょうど半分を終えた。ここまでに勝ち点43を積み上げた評価は?

「前任者のアンジェ監督からの継続路線の中でプレースタイルはブレることなくやれている。カップ戦は残念ながら敗退したものの、リーグ戦では選手たちがいいモチベーションでやれている。チャンピオンを獲るというゴールに向けての1試合1試合だと思う。中断になるまであと1試合あるけど、とてもいい状態で来ている」

 

――柏戦で左サイドバックを変更した狙いと理由は?

「柏はフォーメーションを試合前や試合中に変更してくることを予測していた。そういったことも踏まえて、前へ行ける推進力を期待して高野を起用した。ゲーム中も含めてうまくやれたと思う」

 

 

――福岡をどのように見ていて、どういった戦いをしたい?

「福岡は前からプレスに来るスタイルがあって、縦に速い攻撃をしてくる。そういった特徴を踏まえつつ、特に攻撃面で自分たちのスタイルを出していきたい。ただ、攻撃面で良さを出すためには守備が大事になるので、そういった意識で試合に入っていきたい」

 

――柏戦では攻撃的な采配が光った。あらためて振り返ってほしい

「マリノスのストロングは守りに入らないこと。あの状況で10人になっても選手やスタッフは落ち着いていた。自分たちのスタイルを出していくために守りに入らない」

 

――負傷交代した畠中選手の状態は?

「さほど大きなケガではないと聞いているし、出ていない選手も控えている。総力戦で次の試合に臨みたい」

 

 

 

DF 19 實藤 友紀

――柏戦は素晴らしいパフォーマンスだった。急遽の出場だったが意識したことは?

「前半に退場者が出てひとり少なくなって、シン(畠中槙之輔)のアクシデントもあった。でも0-0だったし、自分のプレーをすればいいと思っていた。試合を見ていて勝てるチャンスがあると思っていたので、守備というよりも攻撃のスイッチを入れてやろうという気持ちで入った。結果的に前線の選手が頑張って2ゴール決めてくれて2-1で勝てたので、点を取ってくれた選手に感謝したい」

 

 

――パウロ・ハウル選手とのマッチアップで意識したことは?

「前半、外から見ていてシンとのマッチアップでもボールの収め方のところで体が強いと感じたので、後ろに張り付くというよりは短いボールが来た時は前で触れるように準備した。競り合いの問いも五分五分だと相手が有利なところもあったけど、そういう時は体を当てるなど工夫して対応していた」

 

――この勝利と通算100試合出場の位置付けは?

 

ヨコエク

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