「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「心の準備はしてある」(伊藤)・「ビデオを見て、すごく強いチームだと分かった」(齋藤)+俊輔他[全北戦直前コメント]

【試合に向けて】

FW 16 伊藤 翔

「自分としてはどこからでも行けるように心の準備をしている。キャンプでけ がをしてしまったけど、治ってからは体の準備はしてきたし、あとは頭の準備をしっかりするだけ。今日はグラウンドの感じとグラウンドに対してのボールの感 じを確認した。相手の力に対して力ではなく、その逆を突いていきたい。前だったら、後ろ。右だったら左というよりに、相手の力を考えないといけない。もち ろんぶつからないといけない場面もあるだろうけど、パワー勝負だけがすべてではない」

樋口 靖洋 監督

「ACL出場は9年ぶりになるが、新たなチャレンジとして位置付けている。最近はJリーグのチームがアジアでなかなか結果を出せていない。天皇杯チャンピオンとしてJリーグの2位のチームとしてアグレッシブな戦いをしたいし、Jリーグの代表チームとしてプライドを持って戦いたいと強く思っている。アジアの中で日本の存在価値を高めたい。私たちはチャレンジャーの精神で臨む。相手をリスペクトした上でチャレンジしたい。Jリーグはホームやアウェイの差がないリーグ。アジアの大会については移動も含めてそれがある。各国の代表でもあるし、予選リーグを突破するためにアウェイでの戦い方、ホームでの戦い方の微調整は必要だと思っている。スカウティングは昨年のKリーグの映像を中心に見させてもらった。個人名うんぬんよりも前線にいる10番のブラジル人選手がアクセントになって、20番のストライカーが決めるのがパターンになっていると思う」

 

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MF 11 齋藤 学

「個人的に初めてのACLということですごく楽しみ。明日は韓国チーム相手にどれだけ力を示せるかを全力でやりたい。ビデオを見て、すごく強いチームだと分かった。でもマリノスの自分たちのサッカーをすることが一番だと思う。自分の良さであるドリブルで相手の攻撃力以上のことをやればチャンスはあると思っている。相手について詳しくは分からないけど、全体的にフィジカルが強くて、ブラジル人の3人が特徴的。自分はロンドン五輪のときも東アジア選手権のときも韓国戦は試合に出られなくて悔しい思いをした。でも昨年は韓国遠征しているし、自分は若いときの世代別代表でも韓国と対戦しているので特徴は分かっている」

MF 10 中村 俊輔

「アクションを起こそうとしなければこの前の試合と同じになってしまう。大事なのは最初に気持ちを入れたプレーをすること。アウェイの雰囲気に呑み込まれないことがさ勝つための最初の条件。セルティックでチャンピオンズリーグに出たときもグループリーグが3勝3敗とかあった。ホームとアウェイでこんなにも違うのかっていうくらいに。アウェイだから押し込まれるかもしれないけど、攻められたっていい。それをどうしのぐか。あとはなるべく前にいたいと思うし、自分が前から追いかけていく。率先して気持ちの入ったプレーをしていきたい」

 

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