「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「衝撃は強かったけどボールだったので頭の痛みはなかったし、クラクラすることもなく最後までプレーできた」(チアゴ・マルチンス)他 [福岡戦後コメント]

 

[コメント]

松永 英機 監督

「中断期に入る前のラストゲームということで、この試合をモノにしようと臨んだ。前半、オウンゴールになったけどクロスから2点取れたことはよかった。後半は相手もメンバーを替えて前にパワーをかけてきた中で、決定機を決めて3点目を取れなかったことが次第にゲームを難しくした理由だと思う。久しぶりの好天に恵まれて気温が高くなったことで、選手たちはきつかったと思う。それでも最後までタフに戦ってくれたので、この勝ち点3は再スタートに向けていい材料になる」

 

 

――チアゴ選手が頭部を強打したがピッチに戻った。クラブとしてどのような判断をした?

「選手の命を第一に考えなければいけない。あの状況でドクターが確認し、選手も確認し、やれるということを判断して彼は最後までプレーした。ハーフタイムにもあらゆるテストを行った結果やれるという判断に至ったので最後までプレーした。とはいっても今後も様子を見ながらメディカルが対応していく」

 

――やらせないという判断もあった?

「難しい判断だった。ただ、やらせないよりもやれるという判断のほうが大きかった。だからプレーを続行した」

 

 

 

――オナイウ選手がいい状態を保っている。自信や余裕を感じるプレーで、ボールを呼び込む動き出しが見て取れる。どのように評価している?

「代表戦で結果を出して戻ってきて、最初の1~2試合はモヤモヤとした感じもあった。でも点を取ることで自信を深め、チームの中でも前線で声を出してチームを引っ張るリーダーシップを発揮してくれている。彼自身の成長がうかがえる」

 

 

――特に最近変化を感じる?

「プロサッカー選手であればリーダーシップは誰もが持っていなければいけないもの。キャプテンだけが持っていればいいわけではない。代表でプレーして結果を出すことで彼自身のモチベーションが高く、さらに努力している。それが練習中や試合で声をかけるというところで自身の表れになっている」

 

 

FW 45 オナイウ 阿道

――ゴールシーンを振り返ってほしい

「エウベルがボールを持った時点で、たぶん僕を狙っていたと思う。いいポジションにいることができたのであまり動かず、そこでボールを待っていたところにピンポイントでいいクロスが来た」

 

――動かなかった理由は? ニアや中央に入ることも考えられたと思うが?

「まずセンターバックにつかまらないことを意識して、相手もしっかり準備できていた。もし速いボールが来てもニアに入っていけるし、どちらでも行けるポジションを取った」

 

 

――ゴール前のポジショニングで意識している点、変わった点は?

 

ヨコエク

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