「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ここで新しい自分を見つけたい」(伊藤)・「明日は死に物狂いで頑張る。ガムシャラに」(俊輔) +栗原・下平・齋藤他 [開幕戦直前コメント] -1,182文字-

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「開幕をきっかけにしたいという強い気持ちはある。大宮は監督も選手も代わって去年とは違うチームになっている。苦手意識はない。プレシーズンを見る限り、前からプレスをかけてくるのではないか。ACLは負けたけどフィジカルコンディションが上がっていることを感じた。こちらは3試合目、相手は1試合目、そういった点で有利な面はある。この2試合は主導権を握れていないことが敗因。あとは先制点でゲームを作りたいし、点が入れば気持ちはまったく違ったものになる」

MF 10 中村 俊輔

「ACLは悔しさや不甲斐なさがあったけどすべてを経験にしていかないと。フィジカルに差があった。どれだけ気持ちを切り替えられるか。全部の試合が大事だけど、リーグ戦を疎かにするのが一番いけないこと。やっぱり先制点が一番大事。自分はプレーで引っ張るタイプなので、前線でそういうプレーを見せたい。守備の選手が粘って守ってくれているので前が希望あるプレーをしないと。活気付けるプレーは一瞬でできる。明日は死に物狂いで頑張る。ガムシャラに。内容はどうあれ、勝ち点3を自分たちでもぎ取る覚悟でプレーする。いい意味で前の2試合から切り替えて臨みたい」

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DF 4 栗原 勇蔵

「まさに“いよいよ”だけど、公式戦2試合やって2回負けている。いよいよ勝たないとまずいことになる(苦笑)。ちょっと前まで大宮と相性が悪かったけど、最近はその印象も薄れつつある。明日はホームでの開幕戦だし、特別な雰囲気になる。それを力に変えて頑張りたい。去年は開幕からホーム負けなしで続いて、それが集中力の持続になった。今年もそうできるようにしたい」

MF 11 齋藤 学

「大宮戦は去年のいいイメージもあるけど、相手はメンバーが変わっているのであまり関係ない。ACLの全北現代戦は完全に力不足だった。自分のところで違いを出さないといけないので、そういうプレーを心がけたい。左サイドで起点を作って、攻撃で先手を取りたい」

FW 16 伊藤 翔

「マリノスはもともと好きなチーム。高校を卒業したときも声をかけてもらっていて、今回ご縁があって加入することになった。ここで新しい自分を見つけたい。人としても選手としても変化したかった。これまでのサッカー人生では自分に対して甘さがあった。ピッチの中と外はつながっていないように見えてつながっている」

DF 23 下平 匠

「開幕戦は相手に関係なく大事な試合。ゼロックスとACLでは自分たちのサッカーができなかった。もっとボールを保持して、自分たちでゲームを作りたい。全北現代戦では(齋藤)学との距離感も悪かった。学がどれだけ前を向いて仕掛けられるかがポイントになるので、そのために後ろからフォローしたい。自分はまだまだ完成された選手ではない。マリノスで課題を克服して、成長していきたい」

 

 

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