「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

杉本健勇はフォーメーション練習では3トップ中央でプレー。 華麗なポストプレーでコーチを唸らせた [宮崎キャンプレポート]

 

マリノスの練習着に身を包んだ杉本健勇が宮崎キャンプのグラウンドにいる。端整なルックスと、好んで袖なしシャツを着るのも彼らしい。

 

 

昨日のキャンプ初日から合流し、さっそくフルメニューを消化。今日の練習ではフォーメーション形式の練習で3トップ中央に入った。ワンタッチでの華麗なポストプレーを披露すると、ピッチの脇でその様子を見つめていたショーン・オントンコーチが「ケンユウ、スバラシイ!」とたまらず声を上げた。

 

 

前半戦だけで12ゴールを挙げたオナイウ阿道が海を渡り、フランス2部・トゥールーズFCへ完全移籍。新たな得点源として期待がかかることはあらためて言うまでもないだろう。それを誰よりも理解しているのは杉本自身で「仲間を生かしつつ、自分も生かしてもらうことを意識している。一番大事なのは点を取ることなので、そこにはこだわっていきたい」とゴールへの欲を隠さなかった。

今日の練習を見るかぎり、いわゆる主力組のストライカーポジションを当面務めるのは既存戦力のレオ・セアラかもしれない。数ヵ月の差とはいえ戦術理解についてはレオに一日の長があり、期待のブラジル人ストライカーも8月のリーグ戦再開後に本領発揮してくれるだろう。

 

 

しかし、それとは別でJリーグでの実績に優れる杉本への期待は大きい。

 

ヨコエク

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