逆転に成功してからも3点目を狙う姿勢。 すでにアイデンティティは確立されている [J23節 清水戦レビュー]
マルコスとエウベルが2試合連続アベック弾
清水エスパルス戦でも点を取るべき選手が点を取ってくれた。しかも素晴らしい崩しから生まれたファインゴールと、優れた選手にしかできないスペシャルなフィニッシュで。
1点ビハインドで迎えた39分、右サイドのペナルティエリア角付近に進出していたティーラトンが反対サイドに急所をえぐるような浮き球パスを供給。これを仲川輝人がワンタッチで折り返してディフェンスラインとGKを無力化すると、最後はマルコス・ジュニオールが無人のゴールに流し込むだけだった。
ティーラトンのポジショニングに「なぜ?」という疑問を抱くことはない。これこそマリノスが積み上げてきたサッカーだ。左サイドバックの選手が右サイドに侵入し、右サイドバックとパス交換して攻撃に厚みを加える。そして前述した位置から殺傷能力の高いパスを繰り出す。
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