「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「甲府には去年2回とも勝てていない」(中澤)・「裏に抜けて、おいしいところを持っていくのが理想」(兵藤) [甲府戦直前コメント] -1,272文字-

【試合に向けて】

MF 7 兵藤 慎剛

「腰の痛みが完全に消えたわけではない。ただ、プレーできる状態ではある。 それよりもまだ今年に入ってから一度も90分間プレーしていないのが少し不安。先発で出て、どこまでできるか。相手は引いてブロックを作ってくるので間、 間でボールを受けて、飛び出していきたい。裏に抜けて、おいしいところを持っていくのが理想」


樋口 靖洋 監督

「ACLのメルボルン戦については、前半の10~15分以外は主導権を握れていた。勝たなければいけないゲームだった。ACLはここまで3試合を終えて最低でも勝ち点4が必要だった。ここからはホームゲーム2つでしっかり勝ち点3を取って、最終戦の広州恒大戦にグループリーグ突破の可能性を残したい。
甲府は去年の途中からシステムを[5-4-1]に変えて、今年のその中に個で打開できるクリスティアーノという選手が加わった。戦い方は変わらないけど守備が整備されて、成熟した印象がある。1トップに盛田を起用することでボールの収めどころをハッキリさせているという特徴もある。
今シーズンに関してはゼロックス杯での広島戦と全北現代戦以外はボールを持って主導権を握れている。だからこそもっとゴールに向かって仕掛ける場面が増えないといけない。もちろん甲府のように守備を固めてくる相手に対してはCKやFKが有効になる。甲府はセットプレーからの失点が多いけど、それは第1節の鹿島戦でセットプレーから失点していたから。ただ、見ているとちょっと不安定な印象がある」

 

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DF 22 中澤 佑二

「自分はACLのアウェイ遠征に帯同していないのでコンディションはいいはず。少なくとも試合に出ている選手よりは元気なはず。そのぶんもしっかり走らないといけない。勝つためにはまずたくさん走らなければいけない。それに相手は関係ない。甲府には去年2回とも勝てていないので、今回はきっちり勝ちたい」

MF 11 齋藤 学

「ACLの結果は残念だったけど、いつもと違うメンバーで主導権を握ることができたのはプラスに捉えたい。連戦で移動も大変だから、疲れは正直ある。でも甲府戦は中4日のゲームなので中2日や中3日よりはだいぶラク。疲れがある中でもしっかりとしたプレーを見せないといけない。キャンプのときに対戦したけど、ブロックを作ってしっかり守る印象がある」

DF 4 栗原 勇蔵

「メルボルン戦はいつもと違ったメンバーで戦って負けた。いろいろな理由があるけど、一番は自分たちに力がなかったから。リーグ戦ではここまで連勝しているけど、少しでも油断したら勝てなくなる。Jリーグはそんなに甘くない。甲府は引いて守るチームなのでボールを持てる時間は長いだろうけど、点を取らないと勝てない」

DF 23 下平 匠

「移動の疲れはあるけど、それは仕方のないこと。時差ボケはないし、そういう意味では大丈夫。甲府は引いて守ってくる。ボールを持つ時間は長くなると思うので、相手のカウンターに気をつけながらシュートで終わりたい。あとは相手が引く前にどれだけフィニッシュに持ち込めるか」

 

 

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