「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「3失点には必ず原因があるし、個人的には絶対に止めなければいけないシュートを止めただけで、失点場面も防げたと思う。また練習から取り組んでいきたい」(田川知樹)[エリートリーグ名古屋戦後コメント]

 

[コメント]

松永 英機 監督

――今日は前半からミスが多く、流れをつかみきれずに負けてしまった印象がある。どのように総括する?

「このU-21リーグはこういった試合を経験するためにあると思っている。結果は残念ながら2-3で負けたが、こういう経験をすることが大事。これを選手個々がどのように受け止めていくか。トップの試合機会になかなか絡めない選手がこういう経験を経て、力をつけて、認められていく。そういった意味で貴重な試合機会だった」

 

 

――ハーフタイムは飲水タイムにどのような修正をした?

「守備の連動性が足りなかった部分がある。後半はビハインドの展開でラインを高くして背後を突かれる場面もあったが、それよりも技術的な部分でのクオリティでのミスが見受けられた。そこは日々のトレーニングから改善していかないといけない」

 

――角田選手がキャプテンマークを巻いてプレーしていた。彼の評価と今後については?

「もっとディフェンスラインを統率するリーダーシップが課題かなと思う。久しぶりのゲームで試合勘がなかったかもしれないが、そういった意味でも90分プレーできたことは良かったと思う」

 

 

――コーチ目線で変化を感じることは?

「私が暫定的に指揮を執っていた前のアンジェ監督からの流れがあって、それをうまくバトンタッチできた。ケヴィン監督が考えるとフットボールは少しずつチームに浸透してきていると思うので、一体感をキープしながら進めていきたい」

 

――今後、若手選手のフィードバックはどのようにトップチームと連係していく?

「ケヴィン監督が若い選手たちのゲームを見るのは初めてだったと思う。情報が少なかったと思うので、今日の試合で一定の表情を得られたと思う。内容に関しては明日以降のミーティングでの話題になっていく」

 

 

GK 1 田川 知樹

――これまでのエリートリーグと比較して反省点の多いゲームだったと思う。振り返るとすれば?

「1試合を通してパスミスとトラップミスが多く、自分たちのリズムを作れないプレーをしてしまった。これまでエリートリーグを戦ってきて、良い時はコミュニケーションを取れていたけど、今日はなかなかそれができずテンポも生まれなかった」

 

 

――3失点したがパフォーマンスは良かったと思う。手ごたえや成長を実感している点は?

「3失点には必ず原因があるし、個人的には絶対に止めなければいけないシュートを止めただけで、失点場面も防げたと思う。また練習から取り組んでいきたい」

 

――どのように生かしている?

「現状として試合に絡めていないので、こういった環境で試合ができることに感謝している。そいてアピールの場でもあるので1試合ずつを大切に戦わないといけない」

 

 

――現時点での課題は?

「ビルドアップの部分やディフェンスラインの背後に飛び出した時のプレーで100%の質を求めたい。クロスに対しても出る、出ないのところで精度の高いプレーを目指したい」

 

 

DF 15 角田 涼太朗

――久しぶりに90分間プレーした感想は?

「実際に90分のプレーをやったのは約2ヵ月ぶりで、ゲーム体力とゲーム勘のところで試合をやることが大事だった。前半は苦しい展開が多かったけど、最悪でも1失点で終わりたかった。自分が最年長ということでオーガナイズできればよかったけど、そこは課題だと思う」

 

 

――具体的な修正ポイントは?

 

ヨコエク

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