「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「負けなしが続いているけど、それを意識している選手は正直あまりいないと思う。自分たちは一戦一戦やっていくという共通意識でやっている」(畠中槙之輔) 他 [鳥栖戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「難しい試合だった。今夜もチャレンジな試合になることは分かっていたし、特にビルドアップのところで相手が前からプレスに来て、なかなかやりたいことをやらせてもらえなかった。とにかく自分たちのサッカーを信じてやっていくことが大事で、それで相手のミスを誘って得点機会を得られた。簡単ではない相手にアウェイの地で勝てたことは自信になる」

 

 

――川崎が負けて勝ち点1差になった。自信になっている部分は?

「自信は自分たちで作り上げている。自分たちは積み上げの部分を大事にしている。ここで満足せず、止まってはいけないという話をしている。自分が合流して6試合終わったが、何かを深く落とし込む時間はなかった。でも選手とスタッフはひとりずつをいい姿勢で臨んでいるし、日々の成長が大事になる」

 

――前半はビルドアップが思うようにできない中で、先制点のシーンはサイドバックの松原がインサイドに入り、そこにGKの高丘選手が縦パスを入れた。想定しながらやっていた形なのか、それとも選手たちがやりながら形を変えていたのか?

「自分たちがああやってゴールを狙う意識は浸透している。選手たちもああいう動きをすることで、こうやってやっていけると理解してピッチに入っている。前半は相手のプレスもあったし、中央はマンツーマンで対応された。でも自分たちを信じてプレーした結果がああいった形でのゴールにつながった」

 

 

 

FW 38 前田 大然

――チーム2点目となったPK獲得のシーンを振り返ってほしい

「味方がボールを持った時に来るなという感じがあった。練習からああいう形はやっているので、うまく反応して相手の前に入ることができた」

 

 

――五輪後はより得点に絡めているが、それについて意識の変化は?

「得点に絡む意識は五輪前と変わらない。今はチームの調子が良くて、そこに自分がいるだけ。チームとしてしっかり戦えていることが大きいと思う」

 

――チーム全体として相手のディフェンスラインの背後を突くプレーができていたと思う。今日の戦い方は?

「前半、相手に対策されてプレッシャーを受けていた。その中で1点取れたことが大きかったし、あとは退場してひとり少なくなったことも大きかったと思う」

 

 

――川崎フロンターレとの差が1ポイントになった。背中が見えてきたが、チームとしてこれからどのような姿勢で臨んでいく?

 

ヨコエク

(残り 955文字/全文: 2010文字)

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