「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

高丘陽平は真の意味でトリコロールの正守護神になれるのか。 真価を問い、未来への試金石となる一戦 [J27節 鹿島戦プレビュー]

 

リベンジの機会は明日しかない

 

5月15日に鹿島アントラーズに敗れて以降、破竹の勢いで駆け抜けて13試合負けなし。しかも11勝2分という高勝率で勝ち点を積み上げ、気づけば首位に勝ち点1差と迫った。

 

 

残り試合数はシーズン約3分の1の12試合と、喜ぶにはまだまだ早い。追われるよりも追う身のほうがプレッシャーを感じずに戦えるのは2019年の経験からも知っている。首位に立つのはまだ早いと内心思いつつも、目の前の試合に全力で臨むことはこれまでと変わらない。

5月30日以来の日産スタジアムでの一戦で迎え撃つのは鹿島だ。冒頭で述べたようにマリノスが最後に土をつけられた相手で、今季喫した2敗はその鹿島と川崎フロンターレだけ。現在順位こそ5位と不本意な成績かもしれないが、強者であることに変わりはない。

前回対戦は屈辱の5失点を食らった。ミス絡みの失点が多かったとはいえ、積み上げてきた自信とプライドを引き裂かれてしまった。

GK高丘陽平は自戒の念を込めて、明日への意気込みをこう語る。

 

 

 

ヨコエク

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