「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「デビューできてうれしく思うし、何の縁なのか愛知県でデビューできてうれしい。でも名古屋が引いている展開でスペースがなくて、あまり自分の良さを出せなかった」(宮市亮) [名古屋戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「正直、分析するのが難しい試合内容だった。まだ試合が終わったばかりでエモーショナルな感じということもあるが。内容としては自分たちがやろうとしていることをしっかりできた。ほとんどの時間でボールを握り、しっかりと支配した形でゲームを進められた。ピッチコンディションは良いとは言えなかったが、アウェイで自分たちが支配してゲームを進められたのは良かったと思う。結果的には負けてしまった。でも自分たちがやろうとした中での負けだ。自分たちが何もできなかった負けではない」

 

 

 

――畠中選手とチアゴ選手が不在で、實藤選手と岩田選手がコンビを組んだ。彼らがセンターバックであまり試合に出ていなかった影響はあったのか?

「畠中やチアゴは自分たちにとって大事な選手だ。でも前節から引き続き實藤と岩田がコンビを組んで、よくやってくれた。大きな部分が欠けているとは感じていないし、それくらいしっかりアウェイの地でゲームを支配できていた。難しいピッチコンディションで自分たちのサッカーをやりにくかった中で、彼らだけでなく全員が強いメンタルで戦ってくれた。今夜のようなサッカーを続けていくことが自分たちの結果につながると思う。このサッカーをやり続けられれば勝利は見えてくる。しっかりと自分たちを信じてやっていきたい」

 

――2点を追う展開でレオ選手と杉本選手を2トップで組ませ、松原選手をセンターバックで起用するなど新たな試みがあった。それぞれの意図と評価は?

「杉本を投入したのは、リトリートする相手にプレッシャーをかけて点を取りたかったので2トップにした。その後、守備的MFの選手を入れ替えて攻撃的な天野を入れる変更をした。松原はああいったポジションでプレーし、しっかりと相手陣地に向かっていく。前回、ホームで名古屋と対戦した時は松原の良い部分が見えたし、今日もいい形で最後までやってくれた。交代出場の選手がより活気、新たな力を注いでくれた」

 

 

 

FW 41 杉本 健勇

――マリノスはセットプレーからの得点が少ない。セットプレーから得点できた意味は?

「セットプレーは試合の中で重要で、ポイントになってくる試合があるし、これからもあると思う。狙い通りで取れたので良かった。でも試合に勝っていないから、これがどうということはない」

 

――ニアサイドで合わせる形は天野選手と意思疎通ができていた?

「特に話していたというか、来ると思った。純くんはいつもいいボールを蹴ってくれるので思い切って飛び込もうと思った。本当に素晴らしいボールだった」

 

 

――2トップを組んだが、今後の課題は?

 

 

ヨコエク

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