「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(今週末横浜FC戦について)ダービーということもあるし、サポーターのために自分たちのサッカーを見せたい」(ケヴィン・マスカット監督) [練習コメント] -無料記事-

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――仲川選手とチアゴ選手がフルメニューを消化していた。彼らのコンディションは?

「チアゴと仲川は合流して、すべての練習をこなすことができた。昨日まで別メニューでしっかりトレーニングをできていたので、こうしてすべての練習に参加している姿を見ることができてうれしく思う」

 

 

――名古屋に敗れたが内容は悪くなかったと思う。次に向けた手ごたえもあるのでは?

「自分も内容は良かった部分が多かったと感じている。負けてしまった結果は残念だったが、落ち着いて見返しても内容は悪くなかったし、選手たちの姿勢や表現の部分で自分たちのサッカーを見せることができた。次の試合に向けて名古屋戦の敗戦から学ぶものはあるが、それも含めて土曜日に向けていい調整をしていきたい」

 

――横浜FCとのダービーマッチになる。川崎フロンターレとの勝ち点差を考えても落とせないゲームだと思うが、次の試合の位置付けは?

「勝ち点や首位のチームのことを考えるのは違うと思っている。横浜FCとの対戦だが、自分たちはすべてのチームを尊重するし、相手に関係なく戦う。サポーターのためにやっていきたい。ダービーということもあるし、サポーターのために自分たちのサッカーを見せたい」

 

 

――監督は現役時代も指導者になってからもダービーマッチをたくさん戦ってきたと思う。ローカルダービーを勝つ意味やチームに与える影響をどのように考えている?

「自分がダービーに対して思うのは、両チームが勝ち点3を取りにいく普段のゲームと変わりはない。でも街に2つのクラブがある。だから応援してくれるファン・サポーターのために戦うという違いがある。ピッチ上でやり続けているサッカーを表現する、しっかり見せていく。それでファン・サポーターに喜んでもらうパフォーマンスを見せないといけない。その意味で土曜日の試合はとても大事になる」

 

――名古屋戦で審判ではない笛がどこかで鳴り、プレーが止まりかけた。監督の指笛なのではないかという疑惑があるが、監督から疑惑を晴らすような言葉はあるか?

「普段であればこういう質問には答えない。だが皆さんもどういう状況か聞きたいと思う。今いろいろな部分で聞こえてくることは決して真実ではない。第4審判やレフェリーやラインズマンから、ベンチからそういった行為があれば言われると思うが、それもない。審判団も見えていないし、誰がやったのか分からないのに、憶測で言うべきではない。他の場面でも審判団はピッチ上で判断しなければいけないことがたくさんあったと思う。リスペクトしているし、大変な仕事だと思う。皆さんも仕事なのでこういった質問をしなければいけないと思うが、こういった答えをさせてもらいたい」

 

 

――三ツ沢球技場でマリノスが特に強みを発揮できている部分は?

「結果的にそう見えているかもしれないが、三ツ沢だからとかピッチが狭いからとかではなく、自分たちのパフォーマンスが良くて結果がついてきている。自分たちのサッカーの内容の部分が大事になってくる。どこのスタジアムでもそれは変わらない」

 

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