「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「人数が少なくてもマリノスはそれを感じさせないサッカーができるので、そういう意味では良かった。残り8試合全部勝てるようにやっていきたい」(前田大然)他 [横浜FC戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「残念な結果に終わってしまった。見ている側はハラハラしたと思うが、我々としては正直言って内容が良くなかったし、その責任は自分たちにある。スタジアムに足を運んでくださったお客様やテレビを通して観戦したお客様をワクワクさせることができず、テンポが遅くなってしまった。特に前半はずっと同じスピード感でプレーしてしまった。後半はテンポを上げようとしたが、渡辺が退場して難しい部分があった。それでも自分たちがやるべきことをやって逆転したが、最後の最後に失点したのは残念で、フラストレーションが溜まる試合と結果だった」

 

――後半になって内容が良くなったと思うが、一番の修正ポイントは?

「前半は歩いているようなリズムのサッカーが多かった。ボールが止まるシーンがとても多く、なかなかスムーズなプレーが見られなかった。自分たちがボールを握った時、自分たちからスタートできる時はもっとテンポを上げようと話した。それができて逆転できたが、最後にロングスローから失点してしまったのは残念だった」

 

 

――先制点を取られる試合が続いている。攻撃陣が先制できていないことが問題なのか、それとも守備陣が我慢できていないのか、監督はどのように考えている?

「たしかにこの何試合か先制されている。一つひとつの試合を見ると失点理由はそれぞれ違う。そういった反省と分析から、今日は相手の2列目の動きをどのように対応するか。そこで失点してしまって悔しさはあるし、もっと自分たちから仕掛けていかないといけない部分もある。先制されると追いついて追い越さないといけない難しさがあった」

 

――渡辺選手の退場は警告を一度受けている選手としては軽率なプレーに感じた。監督の評価は?

「彼は久しぶりのスタートで、今日の試合で学びがあったと思う。全体的にはすごくいいパフォーマンスを見せてくれたと思う。退場になってチームが10人になると苦しい状況になってしまうが、この試合からしっかり学んで次につなげてほしい」

 

 

FW 38 前田 大然

――扇原選手からのスルーパスで一時逆転するゴールが決まった。あの場面を振り返ってほしい

「人数が少なくてもマリノスはそれを感じさせないサッカーができるので、そういう意味では良かった。でも最後に失点してしまったので、もったいない失点だった」

 

――4試合連続で先制されている。それ以前と変化を感じている部分は?

「先に失点すると難しい。自分たち攻撃陣が先に点を取ってあげないとどうしても難しくなる。攻撃陣がもっと点を取らないといけない」

 

 

――痛い引き分けになったが、この結果をどのように受け止めて残り8試合を戦う?

 

ヨコエク

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