「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「シュンさんからあれだけいいパスをもらえたので僕の責任」(伊藤)・「負けなくてよかった試合」(小椋)+齋藤・兵藤・栗原他 [新潟戦後コメント] -1,277文字-

【試合を終えて】

MF 11 齋藤 学

「五分五分の試合だったと思うけど、ウチもしっかり決めるところで決めてい れば勝てた。残念だけど去年2敗した相手と引き分けたのをポジティブに捉えたい。動けていたし、チャンスに絡めていたのでなんとか点を取りたかった。ここ 何試合か外から見ていたので自分のところで打開したかった。相手の守備の人数が多いのは、自分の中で理解していた。人数が多かったときには簡単にパスを出 せたし、前半は縦に抜けたシーンもあった。そういうところで点に結び付けられれば良かった。90分止まらずにできたのはポジティブに捉えて、もっともっと 動いてチャンスを作れる選手になりたい」


樋口 靖洋 監督

「勝ち点3が取れない悔しさが残った。新潟には去年は自分たちの戦いができずに2敗して悔しい思いをしていたが、その2戦とくらべれば良い戦いができていた。新潟戦の戦い方のヒントを得ることができていたので、勝利につなげたかった。小椋の起用はメルボルン戦で強さをみせてくれていたし、好調だったので先発で使った。セカンドボールのところを期待していたが中盤で多くのボールを拾ってくれた。(齋藤)学はけがの影響も多少はあったが、チャンスメークしてくれていた。ただ、それが得点に結びつかなかった」

 

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MF 7 兵藤 慎剛

「前半はどっちつかずのゲームだったけど後半はウチのほうが若干良かったかなと。自分も含めてチャンスはあったので決めきらないといけない。1点取れば相手はバタバタして追加点を狙えるゲームだった。もったいない試合だった。でも90分通して集中して戦えたと思う。勝てなかったけどトータルバランスとしては悪くなかった」

DF 4 栗原 勇蔵

「最初は押されていたけど、そこをしのげたのは大きい。どっちに転んでもおかしくないゲームだった。勝ちもあったし、負ける可能性もあった。新潟はチームとして整備されていて、やるべきことがハッキリしている。なかなかチャンスがなかったので、そこで1点取れるかどうかの試合だった。勝ちたかったけど勝ち点1をプラスに考えたい。次につなげる試合はできた。ただ、優勝を狙うならこういう試合を勝ちきらないとダメ」

FW 16 伊藤 翔

「後半のシュートを決められなかったのは僕の力不足。本当は逆サイドを狙いたかったけど、流れたのでニア上を狙うしかなかった。シュンさん(中村)からあれだけいいパスをもらえたので僕の責任。そのシュート以外でも個人的に良くなかった。攻守で行ったり来たりのゲームは新潟のやりたいことだったと思う。あの場面でそれを打ち崩すチャンスがもらえたのに不甲斐ない」

MF 6 小椋 祥平

「勝てなかったことが一番悔しい。攻撃はいいカウンターもあったし、セットプレーも多かった。そこで1点取れれば勝てた。でもゴールできなかったので、負けなくてよかった試合でもある。ブロックを作って守れた時間帯はそれほど怖さはなかった。危ない取られ方をしたときだけカウンターを食らった。早い時間帯にチャンスがあったし、そこで点を取っていればまったく違う試合になったと思う」

 

 

 

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