「難しい試合でもいかに我慢するか。内容が悪くても勝ち試合にしていかないと優勝はできない。こういう戦いをこれから先もやっていきたい」(前田大然) 他 [湘南戦後コメント]
[コメント]
ケヴィン マスカット 監督
「自分は不思議なゲーム内容だと感じた。いつものテンポではなく、ボールが遅く回っていた。なかなかテンポを作り出すことができなかったし、湘南の山口監督はいいチーム作りをしていると感じた。特に攻撃で自分らしさを出せなかった。そんな中で仲川のプレスからボールを奪い、いいゴールが決まった。その後もGKが出たところでボールを奪って無人のゴールにシュートを打って、決まらなかったがいいシーンを作ったと思う」
――テンポが上がらなかった要因は?
「サッカーというのは何かを作り出さないといけないスポーツだと思うが、簡単な作業ではない。今日は自分たちでチャンスを作り出すことができなかった。自分たちで自分たちを難しい状況にしたという内容だった。コントロールする部分やうまく攻撃に移っていく部分もあったが、湘南はコンパクトにやってきたので崩すのが難しいチームだった。それを現実的にとらえて自分たちらしさを出すために準備していきたい」
――2位と16位のチームの試合内容として驚きはあった?
「Jリーグは全体的に順位が関係ない。前節は川崎と湘南の試合を見たが、湘南は川崎相手でもいいプレーをしていたので、今日の試合にも驚きはない。山口監督は素晴らしいチーム作りをしているし、若い選手を中心に自分たちを苦しめた。マリノスはたくさんチャンスを作り、たくさんゴールを奪う。そういうイメージだと思うが、組織的でコンパクトに戦ってくるチームを崩すのは簡単ではない。そういった試合で勝ち点3を取れたのは良かったと思う」
――交代で大きく流れを引き寄せたが、3枚替えの狙いと交代出場した選手の評価は?
「先ほども言ったが、湘南は自分たちを分析して戦う準備をしてきた。彼らは素晴らしいサッカーをしてきた。常に相手陣地でボールを握っていたので通常通りではなかったかもしれない。シーズン残りわずかなところでどうやって戦わなければいけないのか分かっているし、これを踏まえて次の試合に向けて準備していきたい」
FW 38 前田 大然
――難しい試合だったと思う。90分を振り返ってほしい
「90分通して難しい試合で、湘南がいいサッカーをしていたのは事実で、自分たちがバタバタしていたのも事実。それでも残り試合は少ないので、こういう試合を勝ち切るのは大事なので良かったと思う」
――得点シーンはどのような意識で中に入っていった?
「僕は信じてゴール前に入っていて、それで運よく自分のところに来た」
――大分戦の1点目に似ていて、仲川選手がラストパスを出すタイミングを一拍置いたと思う。どのようなイメージだった?
「たぶん一拍置いたことで相手は止まる。そこで動いた人にボールが来るので、本当に良かった」
――これで今季17点目。20点に近づいていることについては?
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