湘南戦での1-0勝利に大きく貢献。 背番号1が逆転優勝に向けて言葉に力を込めた
高丘陽平が存在感をどんどん増している。
湘南ベルマーレ戦では2つのビッグセーブで勝ち点3を大きく手繰り寄せた。「無失点に抑えることができたし、自分の仕事が最低限できたのではないか」と努めて冷静に振り返ったが、控えめに言っても最高のパフォーマンスだった。
前半30分、町野修斗との1対1をストップした場面は「しっかり準備できていたし、慌てることなくコースを限定できた」。1点リードで迎えた後半34分にはウェリントンに決定的なヘディングシュートを許したが「クロスが上がってきた時点でウェリントン選手がどこを狙うか想定できていた」。
いずれのシーンも慌てず、騒がず対峙した姿が印象的だ。本人も少なからず手ごたえがあるのだろう。「勝負所の感覚というか、ここでシュートが来そうという匂いを徐々に感じられてきている。そこはGKとして大事な能力だと思うし、ちょっとずつ積み上がってきていると思う」と頷いた。
その試合こそ1-0で勝利したが、8月最後の鹿島アントラーズ戦以降の戦績は2勝1分2敗と一進一退を繰り返している。湘南戦以外の4試合はすべて先制点を許しているのが苦戦の大きな理由で、結果として守備陣が我慢しきれていない。
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