「毎日サッカーができているだけで幸せ」(宮市亮)。 いや、試合への飢えや結果への欲求も期待したい
背番号17が静かに牙を研いでいる。今のところ公式戦で輝きを放つことはできていない。それでも誤解を恐れず言おう。
宮市亮の歩みは“順調”だ。
7月にマリノスへ加入。ここまでリーグ戦に出場したのは9月18日に行われた名古屋グランパス戦の1試合のみ。しかも途中出場でチームは敗れ、自身も大きなインパクトは残せなかった。
8月上旬に負傷して約1ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた影響もあった。マリノスのサッカーの強度に体を慣れさせるための時間を失い、スタートラインに逆戻りになってしまった痛手は想像に難くない。
負傷はすっかり完治した。最近の練習ではポテンシャルの高さを随所に見せている。一瞬のスピードとキレ、そしてシュートを打った際のインパクト。高校卒業を待たずしてアーセナルに加入した実績は伊達ではない。
冒頭で順調という表現を使ったのは、宮市自身が充実の表情を浮かべていることが大きな理由だ。マリノスでの居心地を聞くと、間髪入れずにこんな答えが返ってきた。
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