杉本健勇がチームメイトから信頼を寄せられる存在に。 感謝の気持ちを胸に秘めてピッチに立つ
本領発揮の香りが強く漂い始めている。
北海道コンサドーレ札幌戦に途中出場して同点ゴールを決めた杉本健勇は、力強い雄叫びを上げてチームのエンジンをフルスロットルに入れた。そして前田大然の決勝ゴールが生まれる。ゴールという結果が持つエネルギーは何にも変え難く、サッカーにおいてストライカーが特別であることをまざまざと見せつけられた格好だ。
試合後のお立ち台では、ビールの巨大ボードを持ち上げて一気飲みする陽気なパフォーマンスを披露。マイクを持っての「ちょっと酔ってしまいました」というコメントも含めて、いつも愛されるキャラクターである所以だろう。
自身のゴールを喜ぶと同時に、チームメイトへの感謝を忘れないあたりに人間味を感じさせる。
「札幌のパフォーマンスも良かったし、前半はうまくハメられてしまった。でも、よく1失点で抑えてくれたなと。(岩田)智輝のクリアなんかがあったから逆転できた。シーズンの中でああいう試合はどのチームもあると思うので、僕含めて途中出場の選手の力で逆転させるという雰囲気を出せていた」
苦しみながらも1失点でしのいだ守備陣を称え、途中出場で逆転勝利に導くお膳立てを整えてもらったと強調する。そして実際にゴールを決めたのだから、チームメイトから信頼を寄せられる存在になっていること間違いなしだ。
迎えるセレッソ大阪との古巣戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
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