「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「僕はF・マリノスのエンブレムしかつけてこなかったので、ここでプロになることがひとつの恩返しだと思っている。ほかのチームでプロになるというのは自分の中で考えられなかった」(山根陸)他 [エリートリーグ水戸戦後コメント]

 

[コメント]

松永 英機 監督

――対戦相手にはトップチームの選手が多かった。いい形も作ったが決めきれなかった印象だが、どのように振り返る?

「結果は1-3だが、マリノスのプレースタイルに対してみんながトライする姿勢は最後まであったと思う。ただ相手のプレスやプレースピードの早さがあった中で、我々の技術的なミスや判断ミスを減らさないといけない。年齢差については平均年齢で3~4歳の差があったけど、そういったことは関係ない。今日のような相手にもしっかりプレーできるところを目指したい」

 

 

――今日の試合には経験ある中林選手や和田選手が出場していた。その意図は?

「トップチームには残り5試合あるので、彼らが試合から遠ざかるよりも残り試合に向けて準備するということで出場してもらった。若い選手にとってはお手本、見本となるシーンがたくさんあった。いい成果を得られていると思うので、彼らの存在はとても大きい」

 

 

――和田選手とコンビを組んでいた山根選手はトップチーム昇格が決まった。どんな部分が優れている選手?

「技術と判断が優れているので、ハイプレッシャーの中でも技術がブレない。マリノスのテンポの速いフットボールでもやれる。今日のゲームではミスも多かったが、こういったゲーム機会をひとつのトレーニングの場として次につなげてもらいたい」

 

 

 

DF 13 西田 勇祐

――トップチーム昇格が発表された。あらためて決意を聞かせてほしい

「小さな頃からF・マリノスにお世話になっているのでうれしかった。これからは僕のプレーでお客さんにお金を払って足を運んでもらう立場になる。より一層の感謝と責任を感じながらプレーしたい」

 

 

――エリートリーグに出場して得られるものは多い?

「今日のようにプロの選手が多く相手との試合もある。そういった経験があるので、トップチームの外国人選手と対戦した時に、やられたとしても通用するプレーもある。それは自信になっている。プロになれば年齢は関係ないので、しっかりプレーしていきたい」

 

――さまざまなポジションできると思うが、ポジションへのこだわりは?

「どこでも試合に出ることが大事だと思っている。でも選べるとしたらF・マリノスのサッカーはサイドバックがたくさん攻撃に絡める。自分はもともと攻撃の選手なのでゴール前に絡んでいけるのは楽しいし、やりがいがある」

 

 

――今日の試合の手ごたえは?

 

ヨコエク

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