「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「横浜F・マリノスはこれからもずっとACLに出続けるチームにならないといけない」(富澤) 他 [広州戦前コメント]

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「連戦の疲れを受け入れてやるしかない。移動や食事などクラブ全体でバックアップしてもらっている。ただ現地の気温が心配。30℃くらいあるとか…。あと当日は雨が降るかもしれないという情報があるので、気候面がわからない。大事な決戦。決勝戦という考え方でいる。メンバーどうこうではなく、いま考えられる最も状態の良い選手を使っていく。柏戦での距離感は今シーズンのベストゲームの一つ。それでイニシアチブを握ることができた。今回はアウェイで、その雰囲気は強烈だと思う。真っ赤に染まるはず。そういったアウェイの戦いを覚悟しないといけないけど、自分たちがやることは変わらない。受けて立ったら相手の個人能力にやられてしまう。最終戦を勝負がかかった状態で迎えられるのは素晴らしいこと。引き分けも得失点差もない。勝つしかない。交代枠も使った上で勝つための方法を考える。そのためにはまず相手の前線と後ろを分断させること。そうしなければ勝機は見出せない」

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MF 27 富澤 清太郎

「相手は前年度チャンピオンで、勝ち上がるために互いに勝ち点3が必要な試合。シーズンはまだ序盤だけど、ひとつの決勝戦という考え方でいる。Jリーグではなかなか経験できないゲームになる。でも経験するだけではなく、いかにして勝ちに行くか。横浜F・マリノスはこれからもずっとACLに出続けるチームにならないといけないので、そのためにもこの関門を突破したい。個人的にはまだまだミスが多い。チームとしても去年の良いときとくらべると、人任せになっている部分がある。例えば(齋藤)学が一人でいろいろなものを背負っていたり…。一人ひとりが覚悟を持って、いかに自立して戦えるか。それが11人集まったときに強固なものになる。まずは最高の集中力を持って戦うこと。具体的には試合の入り方が課題になる。ウチが良い入り方をしても、相手はもっと上かもしれない。それでもポジティブな気持ちでしのぐことが大事。そうすれば90分の中でチャンスはやってくる」

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