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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

栗原勇蔵、ACLを語る 「広州のアウェイは日本と雰囲気が違った。ウチのサポーターも200人くらい来てくれていたみたいだけど、その応援がかき消されてしまった」

【ACLを振り返って – players voice】

DF 4 栗原 勇蔵

――広州恒大戦について

「広州のアウェイは日本と雰囲気が違った。ウチのサポーターも200人くらい来てくれていたみたいだけど、その応援がかき消されてしまったから。相手はサポーターグループが複数に分かれていても声の出し方がうまい。日本だとミスしたときにため息が聞こえてくる。でも海外は相手がミスをすればつけ込んでくるし、自分たちがいいプレーをすれば大喝采が起こる。単純に中国の人たちはパワーがあるのかもしれない。そういうところからホームとアウェイの差を感じた。今回はまともな審判だったけど、あれならホーム寄りの笛になっても不思議じゃない」

――まさにアウェイ?

「日本のホームとは大きく違う。そういうところはJリーグやマリノスも見習わないといけない。リーグ戦のときは営業的な側面もあるから難しい部分もあるんだろうけど、ACLは国際試合だからお祭り的な雰囲気は特にいらないと思う。韓国や中国では殺伐とした雰囲気だったのに、日本にはそれがない。勝てなかったのは選手の頑張りが足りないと言えばたしかにそう。でも、選手をもっと頑張らせる環境作りも必要だと思う」

――ACL全体を通しての感想は?

「突破の可能性もあったけど、全体的にはチームとしての力不足の感は否めなかった。守備に関しても最後のところで守りきれなかった。一発勝負というところで技術云々よりもフィジカルが足りなかった部分も大きい。メルボルン戦は意外といいゲームができたけど、それは相手が思ったよりもパスをつないでくるチームだったからというのもある。全北現代や広州恒大はフィジカルでゴリゴリ押してきた。そうなるとウチは攻撃も守備も機能しなくなる」

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――久々のACLは楽しかった?

「楽しめたというところまで行けなかった。単純に海外のいろいろなところに行けたのは楽しかったけど、試合としては厳しかったという感想のほうが大きい。もう一度行きたい。でもクラブとして力をつけないと同じことの繰り返しになってしまう。ACLが終わってしまったけど目標がないといけない。これでリーグ戦も負けると、今年1年間なんのためにやっているのか分からなくなってしまう。Jリーグで結果を残して、来年またACLにチャレンジしたい」

――ACL敗退で日程的には少し余裕が生まれた。

「去年の広島はそうだったかもしれない。でもリーグはリーグ、ACLはACLと割り切って考えられるような感じではなかった。ACLをターンオーバーしてJリーグでいい成績を残しているわけではないから。日程的にラクになったという見方もあるけど、それを言ってしまうなら最初からACLに出なければいい話だから」

――国際試合のあとにリーグ戦を行うメリットは?

「海外のチームと対戦したあとだとスピード感に慣れていて、Jリーグでは余裕を持ってプレーできる。代表レベルでもそうだけど、海外チームとの一発勝負は相手もガンガン来るから。その点でJリーグだと多少の時間がある。負けたけど全北現代のあとにリーグ開幕戦で大宮と対戦したときがそうだった」

 

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