ケヴィン・マスカット監督の契約更新とチームスタイルの継続。 来季へ向けたリスクヘッジの手はすでに打ってある [今オフの編成を考察する vol.1]
[2022シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2021年12月8日時点]
GK:
センターバック:
右サイドバック:西田勇祐
左サイドバック:
ボランチ:山根陸
トップ下:
右ウイング:
左ウイング:
ストライカー:
最終節までに、各カテゴリーの優勝チームだけでなく昇格と降格のチームがすべて決定した。12月6日にはJリーグアウォーズが開催され、2021シーズンのJリーグが本当の意味で閉幕を迎えた。
関心事としては天皇杯準決勝と決勝こそ残っているものの、いよいよ来季へ向けた動きが加速してきたのは間違いない。これまで水面下での動きに過ぎなかった事象も、ここへきて水面から顔を出しての具体的な話に発展してきている。
マリノスは今日8日、ケヴィン・マスカット監督の契約更新を発表した。新シーズンに向けたチーム編成の号令だ。
監督続投はシーズン終了前から内定しており、クラブとしてのスタイルの継続路線を示していることからも自然な流れ。今季はシーズン途中からの難しい役回りとなったが、来季はプレシーズンからチーム作りにしっかりと時間を割ける。反対に言い訳無用でもあり、2022年はマスカット監督の真価が問われるシーズンになる。
チームスタイルを継続するのだから、主力選手が大幅に入れ替わるのはナンセンスだ。例えば昨オフも即戦力として補強したのはエウベルと岩田智輝のみ(レオ・セアラはコロナ禍の影響で結果的に合流が遅れた)で、考え方としては1年前と同じ方向性で動いている。多くの選手が複数年契約を残しているのだから、クラブとしてリスクヘッジの手はすでに打ってある。
とはいえ選手それぞれにキャリアや人生設計があるのも事実。苦渋の選択をする選手がいれば、抗えない事情によって決断する選手だっている。所属選手全員がまったく変わらないことは100%ありえない。マリノスに限った話ではなく、全チームに当てはまるサッカー界の常だ。
そんな中、GK原田岳(23)がV・ファーレン長崎へ完全移籍することが発表された。
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