「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ドリブルは見るよりも感じること」【祝!日本代表】齋藤学ワールドカップメンバー選出コメント -2,454文字-

【players voice】
MF 11 齋藤 学

「W杯のメンバーに選出されて大変、光栄に思います。マリノスの関係者の皆さん、両親、親族の皆さん、愛媛FCの皆さん、そして応援してくださったファンやサポーターに感謝の気持ちを伝えたいです。ただ、ここからがスタートだと思っています。W杯での日本代表の勝利に貢献できるように、ここからしっかりトレーニングを積んで、自分が日本代表を勝たせられるように頑張りたいと思います」

DSC01842――どんなプレーを見せたい?

「自分の武器はゴールに向かう姿勢や裏への動きだと思っています。そういうプレーを出したいと思います」

――胸の内に秘めていたW杯への思いは?

「自分は98年のW杯から見ています。W杯のピッチに立つのは夢や目標だったけど、ここで選ばれるだけでなく日本の歴史を作りたい。そういう思いでW杯に挑んでいきたいと思います」

――この喜びを誰に一番最初に伝えたい?

「難しいですね(笑)。えーっと両親、それと奥さんに伝えたいと思います。奥さんとは一緒にいられなかったけど、テレビを見ていたと思うので電話で話をしました。『自分のことのように嬉しい』と言ってくれました」

――どのようなシチュエーションで見ていた?

「地元の友だちと自分の家で見ていました。順番に名前が呼ばれていって、途中で大久保嘉人さんが選ばれて、僕は川崎が地元で、友だちもフロンターレが好きで、その中で『齋藤』と呼ばれて、二人ともあまり気付かなかった(苦笑)。『あれ? 呼ばれたよね?』という感じでした」

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