懸念は前田大然が抜けて手薄になっているウイング。 さらなる補強の可能性は…… [来季のチーム編成を考察する vol.7]
[2022シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2022年1月8日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:
中林洋次、高丘陽平、オビ・パウエル・オビンナ、田川知樹
センターバック:
實藤友紀、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、角田涼太朗
右サイドバック:
松原健、小池龍太、西田勇祐
左サイドバック:
永戸勝也、小池裕太、池田航
ボランチ:
喜田拓也、岩田智輝、渡辺皓太、藤田譲瑠チマ、山根陸
トップ下:
マルコス・ジュニオール、吉尾海夏、樺山諒乃介
右ウイング:
水沼宏太、エウベル、仲川輝人
左ウイング:
宮市亮
ストライカー:
レオ・セアラ、西村拓真、ンダウ・ターラ
※期限付き移籍選手一覧
GK 白坂 楓馬 → 鹿児島ユナイテッドFC/J3
GK 寺門 陸 → レノファ山口FC(育成型期限付き移籍)/J2
DF 平井 駿助 → ラインメール青森FC/JFL
MF 天野 純 → 蔚山現代FC/韓国
MF 椿 直起 → 水戸ホーリーホック/J2
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J2
MF 植田 啓太 → 栃木SC/J2
MF 榊原 彗悟 → ラインメール青森FC/JFL
MF 南 拓都 → いわてグルージャ盛岡/J2
FW 前田 大然 → セルティック/スコットランド
FW 山谷 侑士 → 横浜FC/J2
FW 津久井 拓海 → ラインメール青森FC/JFL
今年も契約更新のトリを飾ったのは仲川輝人であった。
試合時の円陣に加わるのが最も遅いように、ここでも相変わらずのマイペースぶりを発揮した格好だ。
昨夏、ヴィッセル神戸からオファーを受けたが、悩んだ末に残留を決意。気持ち新たに臨んだ後半戦も持っている能力すべてを発揮できたとは言い難く、今シーズンにかける意気込みは並々ならぬものがあるはず。
同じ日に自身2度目の海外挑戦を表明したのは天野純だ。
詳細は別稿に譲るとして、30歳になった男があえて厳しい環境に飛び込むのだから、断固たる決意は想像に難くない。アカデミー育ちのプレーヤーの決断を尊重すると同時に、力強く背中を押したクラブの判断が英断となることを願いたい。
今季も20歳前後の選手が期限付き移籍を活用して実戦経験を求めたが、天野と前田大然だけは意味合いが異なる。両者とも十分すぎる実績を持つ選手で、相手クラブには助っ人として期待されている。ただし前田が今夏の完全移籍を前提とした移籍であるのに対して、天野はマリノスに戻ってくることを基本線とした移籍で、そこは同列にしてはいけない。
その天野が抜けたトップ下はマルコス・ジュニオールという大看板がいるものの、2番手以降は混沌としている。レンタルバックの吉尾海夏や樺山諒乃介にとっては大きなチャンスになりそう。
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