イタリア人指揮官がW杯後に後悔するとしたら・・・ W杯メンバー23人に思うこと (藤井雅彦) -1,640文字-
もう一昔前の話になるが、日本サッカー協会は今月12日にブラジルW杯メンバー23人を発表した。周知のとおり、ほとんどの顔ぶれが順当で、驚きは川崎フロンターレの大久保嘉人が滑り込んだことくらい。マリノスからは齋藤学が選出された。
マリノスとしては5大会連続のW杯メンバー輩出である。これに並ぶのはおそらくジュビロ磐田だけで、誇れる事実であろう。ただ、これまで4大会連続で選手を送り込んでいたCBのポジションからの選出は途切れてしまった。昨夏の東アジア杯までコンスタントに招集されていた栗原勇蔵、それと2010年の南アフリカW杯後も日本代表入りを目指していた中澤佑二。いずれも声がかからなかったのは残念で仕方がない。
栗原については2010年のチーム立ち上げ当初から招集され、1-0で初陣を飾ったアルゼンチン戦にも先発フル出場している。2011年初めのアジア杯こそ負傷で棒に振ったが、その後は常に招集される存在、主に3番手CBとして信頼を得ていた。だが昨夏の東アジア杯で評価を落としたのか、以降は一度も声がかかっていない。
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