「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「今の段階では全員にチャンスがある。コンディションにバラつきがある中で、土曜日に向けて誰が力とエナジーを入れてくれるのかを見極めて選びたい」(ケヴィン・マスカット監督) [練習コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――チームの仕上がり具合や選手のコンディションは?

「選手もスタッフも、一人ひとりが素晴らしい働きをしてくれている。みんながしっかりやってくれていることがピッチ上で見えている。もちろん今日までスムーズに来たわけではなかったし、難しい状況もあった。でも選手やスタッフがやるべきことをしっかりやってきた。土曜日まで時間があるので、そこに向けてしっかりやっていく」

 

 

――ゲームを通して見えてきている課題は?

「準備段階が予定通りに進まなかった部分があって、予定していた練習試合を3試合キャンセルせざるをえなかった。でも修正できる範囲だと思うし、とにかく自分たちがどこまでできるのかチャレンジになる」

 

――今シーズンのキャプテンと副キャプテンは?

「クラブから正式にアナウンスされると思うので待っていてほしい」

 

 

――今年のセレッソ大阪はどのようなイメージ?

「いろいろなスタイルを持った危険なチームだと思っている。今シーズンのことはまだ分からないし、プレシーズンの練習試合は参考にならない。相手をしっかりと尊重した上で、いい準備をしていきたい。まずは相手どうこうよりも、マリノスがどれだけ価値のあるチームかを見せたい」

 

 

――開幕戦のポイントとファン・サポーターに見てもらいたい部分は?

 

ヨコエク

 

「土曜日になれば試合を見られると思うので、そこでしっかり判断してもらいたい。新加入選手やレンタルバックが多く、チャレンジになるが、いい形でシーズンを迎えたい」

 

――全体練習終了後、監督自身がアタッカー陣のシュート練習を指導していた。どのような意図がある?

「特別なことをやったわけではない。ほかの選手もグループ分けしてコーチが指導していたし、練習の一環でしかない」

 

 

――2月に入って加入したエドゥアルドとアンデルソン・ロペスの状態は? 週末の試合の選択肢に入る状態か?

「今の段階では彼らふたりだけでなく、全員に出られるチャンスがある。全員が同じコンディションではなくバラつきがある中で、土曜日に向けて誰が力とエナジーを入れてくれるのかを見極めて選びたい」

 

 

――アンデルソン・ロペスにはどのような特徴を発揮してほしいと考えている?

「彼の特徴としては複数のポジションができる。以前いた選手とはキャラクターが違う。彼は呑み込みの早い選手のひとりで、前で複数のポジションができることは武器になると思う。チームへの合流は最後だったので、1日も早くチームのやり方を身につけてほしい」

 

 

――昨季は38試合だったが、今季は34試合になった。その変化をどう考えている?

「以前のレギュレーションに戻ったので、自分たちにとって良い悪いということはない」

 

――昨季に続く交代枠5人はマリノスにとってアドバンテージになる?

「自分たちだけが有利ということはない。ただ昨季は得点シーンの部分で後半の終わりのゴールが目立った。そういったあたりでフレッシュな選手を5人投入できるのは良い影響をもたらすと思う。両チームにとってチャンスが出てくると思うし、魅力ある試合になってくると思う」

 

 

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