「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「戦力が2-3人抜けただけで、引き続きマリノスのサッカーをやっているだけ。ただ今日の勝利は、普通のチームに勝ったわけではなく去年のチャンピオンチームと戦っての勝利」(エウベル) 他 [川崎戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「すごく良い結果になり、うれしい。特に後半はアグレッシブさを出して、選手たちが点を取りにいく、勝ちにいく姿勢を見せた。スペースを作り出し、誰がそこへ入っていくのかという部分もできていた。全員が良いパフォーマンスをして最高の結果につなげてくれた」

 

 

――仲川選手が素晴らしいパフォーマンスだった。彼を左ウイングで使っている狙いは?

「彼だけでなくチーム全体として、必要な選手が必要な部分に入っている。仲川は右でも左でもアグレッシブなポジションを取り、危険な選手であることを見せることが大事だ。今は左に入っているが、チームとしてどうやって戦っていくか」

 

――後半の早い時間帯に畠中選手を最終ラインに投入し、岩田選手を1列上げた。その狙いは?

「連戦が続いているし、次の試合が3日後にある。チームとしてベストなポジションでやらせるということ。連戦の中で畠中も岩田も良い形でリカバリーできているし、ほかの選手もどのタイミングでどの位置で出るか分からない。選手たちがエナジーを持ってプレーできることが大事だ」

 

 

――序盤で3連覇を目指すチャンピオンチームに土をつけた。その意義と、自信になるのでは?

「結果は大事だ。でももっと大事なのは内容だ。自分たちがやろうとしていることをピッチ上で出せたのか。自分たちのサッカーを表現できれば、どこも止めることはできない。内容ありきで結果がついてくる。今日の試合もそうなった」

 

――仲川選手が交代する時にかけた言葉は?

「プライベートなところもあるが話せる内容としては『ピッチ上で表現したパフォーマンスが良かった』と。それを交代の時に話した」

 

 

FW 23 仲川 輝人

――自身2点目のシーンを振り返ってほしい

「たぶんキー坊(喜田拓也)からボールが来たと思うけど、自分のマークとの距離が開いていた。誰かがオーバーラップかインナーラップをしてくれて中にちょっとスペースが空いたので、打ってみようかなという感覚で打ったら入った」

 

 

――開幕から2試合で3得点だが、手ごたえは?

「開幕戦で点を取れて気持ち的にもホッとした部分と自信がついた部分もある。今日は前半そこまでチャンスがなかったけど、後半になって相手も疲れてくるし、自分たちは後半のほうが点を取れる確率が高いと思っている。その中で2点取れて良かった。開幕戦の勢いをそのままフロンターレ戦にぶつけられたというか、乗れたのは良かった」

 

――チャンピオンチームに打ち勝った手ごたえは?

「4点取ったけど2失点している。開幕戦も今日も先制点を取られている。厳しい試合をしていて、今後を考えると自分たちが先制して主導権を握る試合をやっていかないとチャンピオンになれないと思っている。そういう試合をやっていかないといけない」

 

 

――左ウイングとして得点の形が増えたが、イメージも出てきたのでは?

「ポジションが良いとボールも自然と来る。こういう動きをしたらここに入っていくとか、ダイレクトでGKとDFの間にクロスを入れる約束事はボス(アンジェ・ポステコグルー監督)が来てからずっと言われていることで、それはケヴィン(マスカット監督)が来てからも継続してやっていて今日の得点につながった。それが今日の僕の1点目。2点目に関しては、カットインも縦への仕掛けも両方で驚異になるような姿勢を見せないといけない。試合で見つけた課題を克服していきたい」

 

 

――交代時に監督と話したことは?

 

ヨコエク

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