「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ただ1試合スタメンで出ただけで何も成し遂げていない。でも試合に出るのは大切で、実際に楽しかったし、充実感がある。試合に出るのは大事だなと感じた」(角田涼太朗)

 

[コメント]

DF 33 角田 涼太朗

――清水戦は2-0という最高の結果で終えられたと思う。振り返ってみてどのように感じている?

「5連戦のラストということでチーム状況も満身創痍という言葉がピッタリだったと思う。その中で初めてチャンスをもらえて、個人的にはホッとしたというのが試合を終わってみての感想」

 

――初スタメンで期するものがあったと思うが、スタメンを言い渡された時の気持ちは?

「試合に出ることを目指して毎日練習していたのでうれしかった。ただ、去年の夏に加入してからここまで時間が経ってしまって、緊張というか不安も少なからずあった。うれしさと不安と半々くらい」

 

 

――90分プレーして得た手応えや課題は?

「チームとしてよく戦えたし、その中でボールを持った時が自分の特徴だと思っている。ほとんどミスなくできたと思うし、守備の選手として無失点で終えられたことも大きかった」

 

――あらためて今シーズンの目標は?

「シーズン当初から言っているが、今年は多く試合に絡みたい。でもこのチームはどの選手も素晴らしい選手で、試合に出るのは簡単ではない。日々成長することが大事で、その中でチームに貢献したい」

 

――前半は相手FWを完璧に抑えてパスのテンポも良かった。ボールを前に運ぶという特徴も出たと思うが、意識した部分や良かった部分は?

「ボールを持った時に自分はボールを運ぶことが得意というか昔からそういうプレーをしているので違和感はなかった。ボールを受けるほうがフリーで受けられたり、自分がフリーでもパスを出した先でハマってしまっては意味がない。次の選手が気持ちよくプレーできることを心がけているので、そこが清水戦はうまくできたと自分の中では思っている。特に後半は流動性も出てきて、ポジションチェンジしながらプレッシャーをかけられてもチームとして外せる場面を作れていた。前半は左サイドでそれをできなかったけど、試合の中で修正できたことが良かった」

 

 

――相手のプレッシャーを受けないポジショニングを取る意識は?

「意識というよりは身に付いたものというか。相手を見ながらポジションを取ることを意識している」

 

――清水戦通過点だと思うが、これからどのように成長していきたい?

 

 

ヨコエク

(残り 1042文字/全文: 2024文字)

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