「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「どうしても一度攻撃が止まってしまう」(中澤)・「いますぐに結果が出なくても続けないといけない」(三門)+齋藤他 [練習試合湘南戦後コメント]

【コメント】

MF 11 齋藤 学

「昨日は15分 という短い時間だけだったけど久しぶりの試合で体力的にキツかった。今日は60分やれたけど、それなりに動けたと思う。暑い中での試合だったけど、個人的 には悪くなかった。結果も大事だけど、いまはどれだけ動けるかが重要。オフをもらっていたあとで、まずはしっかり動けたことが良かった。ボールを失わない ことや仕掛けることもできた。コンディションとしては、体重は落ちてもいないし増えてもいない。もう少し動けるようになると思うし、天皇杯とリーグ戦再開 に合わせたい」

 

樋口 靖洋 監督

「中断期間中に大きく変わったということはない。ただ強調するポイントを絞っている。選手の立ち位置やボールをつなぐときのオーガナイズの部分、あるいは点を取るためのラスト3分の1の決め事といったところ。昨日と今日の練習試合で90分プレーする選手を作りたかったので、それは良かった。でも90分のうちの20~30分はバテてしまって、やるべきことがボケてしまった。全体的にもっとアグレッシブさを出さないといけない。リスクを回避するのではなく、リスクを背負ってでもやるということ。序盤戦を振り返ってもラスト3分の1に入る回数は去年と変わっていない。でもシュート数もゴール数も少ない。『結末のある攻撃をしよう』というのをキーワードにしている。(中村について)コンディションは明らかに良くなっている。中断期間中もベタ休みはしていないし、チームとしてもフィジカルを追い込んでいた。これで疲れが取れればもっと良くなっていく。(齋藤について)コンディションは問題ない。日本に帰ってきてから5日間休んだので今日60分勘やったら最後は少しバテていた。でも公式戦には十分間に合う。(ラフィーニャの状態について)昨日の練習試合で打撲してしまった。本当は45分間やらせたかった。週明けにはできると思う。今日できなかったのが、今日一番残念なこと」

 
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DF 22 中澤 佑二

「自分は今週に入ってからもフィジカルコーチと一緒に個人的にフィジカルトレーニングをやっていた。だから今日はいまのコンディションの中でどれだけできるかがテーマだった。暑い中での試合だったけど、ある程度動くことはできた。ただ、チームとして点が取れない課題は変わっていない。今日もそうだけど決定機そのものが少ない。シュン(中村)の一発のパスや(齋藤)学のドリブルだけなのはあまり変わらない。練習では相手が引く前にアーリークロスを入れるようなこともやっていたけど、実際のゲームでは相手が引いてからの攻撃になっている。どうしても一度攻撃が止まってしまう。そのあたりはチームとしてやりきらないといけない」

 

MF 26 三門 雄大

「ポゼッションしながら相手を崩しきるのはやっぱり難しい。今日の最後は相手も疲れてきて、ボールを縦に当てて、それを落としてから展開するような攻撃ができたけど、最初のうちはボールを横か後ろに回すことしかできなかった。キャンプではクロスからの攻撃練習をやっていたけど、それもすぐに成果が出るわけではない。新潟のときも同じような狙いで練習したけど、毎週それを繰り返して、半年くらい経ってやっと試合でも成果が出始めた。だから、いますぐに結果が出なくても続けないといけない」

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