「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「試合に向けて準備できている選手がどれだけいるのか、途中からであれば大丈夫という選手はいるのか、そういったことを踏まえて決めていきたい」(ケヴィン・マスカット監督)

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――ここまでの6試合はセンターバックの組み合わせがすべて違う。彼らについてどのように感じている?

「6試合が終わってタイトなスケジュールの中でいろいろな選手が出場した。センターバック以外のポジションもそうだけど、これからもタイトなスケジュールが待っている。ACLもその後のリーグ戦もそういう状況がある。札幌戦は實藤と角田だったが、最後まで素晴らしいプレーをしてくれた。守備のところの話をすると、センターバックとサイドバックだけが守備をするチームではない。全員が必要になるし、そういうチーム作りをしている。過密日程の中で全員が必要とされているという意識を持つことが大事だ」

 

――サガン鳥栖はスタイルを貫くチームだと思う。鳥栖の印象は?

「開幕して間もないし、試合数もそれほど多くない。どういったチームか一言で話すのは難しいが、次の試合もエキサイティングでワクワクしたサッカーができるのではないか。相手どうこうではなく自分たちが優位な立場に立って、ボールをしっかり支配する展開にしたい」

 

――今日の練習ではマルコス選手が元気にプレーしていた、喜田選手や畠中選手も復帰が近そうに見えた。一方で水沼選手やエドゥアルドが別メニューだったが、鳥栖戦に向けたチーム状態は?

「合流した選手の姿を見ると自分もうれしい。まだ戻ってきていない選手もいるが、金曜日まで数日ある。どれくらいリカバリーして臨めるのかを分析し、メディカルスタッフと一人ひとりの情報を共有したい。試合に向けて準備できている選手がどれだけいるのか、途中からであれば大丈夫という選手はいるのか、そういったことを踏まえて決めていきたい」

 

 

――若い選手がリーグ戦のほかにエリートリーグや練習試合を並行してプレーしている。どのような意図がある?

「過密日程の中でいろいろなことが起きる、それがサッカーだと思っている。この世界にいる楽しさでもある。平坦な道ではない。そこで見極めなければいけないのは、柔軟性を持って使っていくかを考えること。エリートリーグや練習試合に出場しているのは、ただ試合をさせたいからではない。どれだけの準備ができているのか見極めて、次のJリーグでメンバー入りできるのか。そういった部分を見極めてセレクトしていきたい」

 

 

 

DF 4 畠中 槙之輔

――柏レイソル戦でケガをして離脱してしまった。今の状態は?

 

 

ヨコエク

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