マルコス・ジュニオールは別メニュー調整だが、表情は明るい。 長期離脱にならなかったことは不幸中の幸い [練習レポート]
2週間のインターバル期間を有効活用したい。序盤戦は数々のアクシデントに見舞われて苦しい台所事情での戦いを余儀なくされた。だからこそこの時間を利用し、できるかぎり選手の足並みをそろえておきたいところ。ケヴィン・マスカット監督は「試合に出ていた選手は休ませないといけないし、病み上がりや復帰してきた選手には違うメニューを与えながら、全員がフィットできるようにやっていきたい」と先を見据えた。
マリノスは桜の開花宣言が出ている横浜市内で練習を行った。気温が20℃近くまで上昇し、昼頃には上着が必要ない春らしいぽかぽか陽気に。先日、チームに合流したグレゴリー・ジョン・キングフィジカルコーチを先頭にしたランニングから始まった約1時間の練習は相変わらず密度が濃く、選手たちは一様に大粒の汗を流していた。
明るい話題は、水沼宏太の完全合流だ。3月2日に行われたヴィッセル神戸戦のラストワンプレーで負傷して別メニュー調整を続けていたが、今日はフルメニューを消化。鋭いクロスを送り込むなど動きは軽快で、ウイングのポジション争いに帰ってきそうだ。
すでに完全合流している畠中槙之輔、ケガの影響を感じさせない動きを見せたエドゥアルドの状態も上がってきている。経験値と得点力が魅力の實藤友紀は相変わらず好調で、角田涼太朗は現役時代に同じポジションだった指揮官から直々に熱血指導を受けていた。誰が出場しても遜色ないパフォーマンスを期待でき、センターバックの定位置争いはますます激しくなりそうだ。
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