2014年07月13日 17時30分　
カテゴリ： 試合情報 • 選手コメント

【試合を終えて】

MF 29 天野 純

「最初は緊張し て思うように足が動かなかったけど、ファーストタッチしてからは徐々に足が動くようになった。いままで経験したことのないような応援があって、楽しかった けど緊張した。序盤は相手がアタッキングサードであまり寄せてこなかった。そこでシュートを打てば相手が寄せてきて今度はスルーパスを出せると思ったの で、最初のうちは積極的にシュートを狙った。ゴールは（端戸）仁くんにボールが入ったときに前にスペースがあったので走り込んだ。そうしたらいいパスを出 してくれたので、あとはGKとの1対1を決めるだけだった」

樋口 靖洋　監督

「久しぶりの公式戦ということで、いくつかのテーマを持って臨んだ。一つ目は、天皇杯ということで勝たなければ先に進めない。二つ目は、中断期間中から取り組んでいたいくつかのテーマをどれだけ表現できるか。三つ目は、若手がどれだけ存在感を出せるか。一つ目については、試合に勝ったという結果を評価したい。二つ目はトライという部分で、前半はラスト3分の1のところでうまく崩せなかった。でも1点目のクロスからのゴールは狙いとしていたところが少し出た。後半はラスト3分の1でも良い崩しが何度か出せたと思う。ただ、欲を言えばもっとゴールというか、結末のある攻撃をしたかった。三つ目は、何人かの選手はできるところを見せてくれた。でも何人かの選手はまだまだという印象。それについては個々と話しながら今後取り組んでいきたい。（負傷交代した藤田の状態について）一言で言えば重症ではない。少し気持ち悪くなったような症状で、内臓を打撲したような感じだと思う。食事ができれば問題ない」

DF 4 栗原 勇蔵

「予定よりも10分ちょっと長い出場だったのかな。もっと畳み掛けてゴールできれば良かったんだろうけど、今日はJ1でも負けているチームがいくつかあるみたいなので、1-0でも2-0でも勝てばいい。サッカーは相手があるスポーツなので、これが強い相手だったらもうちょっと内容も違ったと思う。相手は粘っていたけど徐々に追い込んでいって、ピンチもなかったし危なげなく勝てた。それに広島戦に向けて実戦でトレーニングできたと思えば、いいゲームだった。疲労もゼロだから（笑）」

MF 7 兵藤 慎剛

「今日は若い選手が多く先発していた。相手と比較したら個人能力は上回っていると思うので、それをいかに出すかがテーマだったし、気持ちよくプレーする環境を作ることが大事だと思った。前半はバイタルエリアでフリーになれる機会が多かったけど（端戸）仁や（佐藤）優平やアマジュン（天野）がちょっとバタバタしてしまった。そういう意味で前半の最後に自分が点を取ってチームを落ち着かせることができたのは大きかったかなと思う。これからリーグ戦が再開するけど、序盤戦はあまり試合に絡めなくて悔しい思いをした。これからはポジションを取り返していく気持ちでやりたい」

MF 11 齋藤 学

「今日はどれくらい出場するかわからなかった。15分という中で2～3点取れそうな場面があった。点は取れなかったけど、点を取れそうな場面にいたことをポジティブに捉えたい。あとは試合をやりたいという気持ちに対して、まだ体がしっくりきていない部分がある。そこはこれからもっとフィットさせていきたい。自分も若いけど、今日は若いメンバーが多くて、それでいいサッカーができた。これからもっと今日のメンバーがJリーグに出場していけばチームが強くなる」

MF 28 喜田 拓也

「突然の出場だったけど、自分はいままでもずっと最高の準備をしてきた。だから今日は突然の出番だったけど、気持ちの面でも体の面でもいい状態で試合に入ることができた。最初、外から見ていてチームのテーマである前への推進力があまり出せていないと思った。1点目のところはヒョウさん（兵藤）からパスをもらって、一度下げることも考えたけど、うまく前にボールを運べた。自分はそのあと倒されてしまったけど、その流れからゴールが生まれたということで、入ってすぐに一つ仕事ができたのは良かった。FWの藤田さんが負傷したところで自分をチョイスしてくれた監督の期待に応えたかった」