「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「同じことを二度やられるチームではないというところを見せないと」(中澤)・「中断期間明けの試合は結果がすべて」(小林)+小椋・天野・伊藤他 [広島戦直前コメント] -1,254文字-

【試合に向けて】

FW 16 伊藤 翔

「中断前までに 3点しか取れていないことにはもちろん満足していない。FWという役割なので、どういう状況でもゴールに絡むプレーをしなければいけない。序盤戦はチーム としてチャンスの数が少なかったので、まずはもっと相手ゴールの近くでシュートチャンスを作りたい。そこから先は自分が決めるかどうかだと思う」


樋口 靖洋 監督

「天皇杯はいい形で選手を使えた。出場しなかった選手も広島戦に向けていい準備ができている。連戦をトータルで考えて、いいスタートが切れた。天皇杯だったけど、これだけやれればリーグ戦でも途中から使って仕事をできるという期待を持たせる選手がいたし、それによってけが人が出てもある程度の目処が立った。(齋藤)学も十分できる状態にある。2ヵ月休んでいたわけではないし、天皇杯で15分プレーしたのもプラスだと思う。3人しか交代できないので、90分やるつもりでプレーしてほしい。
この7月の4連戦でリーグがちょうど半分終わる。半分が終わってどの位置にいるか。勝ち点3の試合を4試合やりたいし、その最初のゲームが広島戦になる。ゼロックス杯ではコンディションの差が顕著に出てしまった。もう一度、広島に対して自信を持つための重要な試合になる。いつも言っていることだけど、広島や浦和は特殊なスタイルを持っている。それに対してウチのスタイルをぶつけていきたい」

 
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DF 22 中澤 佑二

「相手はゼロックス杯のイメージを持って臨んでくると思う。僕らはそれに対して、同じことを二度やられるチームではないというところを見せないと。なんのためにキャンプで苦しい思いをして走ってきたのか。試合で走れるようになるためだし、何より勝つため。ここから連戦が始まって、優勝争いという意味でも最初の広島戦を落とすと苦しくなる。シビアな戦いで、1試合も落とせない」

 

DF 13 小林 祐三

「中断期間はあったけど、人が変わらなければ大きく変わることはない。いくら中身を変えようとしてもね。ただ、マイナーチェンジはできると思うし、それを見せたい。広島も少しずつマイナーチェンジしている。ゼロックス杯のときにそう感じた。とにかく中断期間明けの試合は結果がすべて。中断期間が否定されるか肯定されるかという意味合いもある」

MF 6 小椋 祥平

「誰とコンビを組むかで多少はプレースタイルが変わってくる。カンペーさん(富澤)は後ろでどっしり構えてくれているタイプだけど、それ以外の選手と組むときは自分がディフェンシブな仕事を優先しないといけない。相手が広島ということもあるし、自分がバランスを見ながら相方を押し出していければいい」

MF 29 天野 純

「自分がプロになって初めて出場した試合で点を取って勝てたのは良かった。でも大会は天皇杯だし、相手もプロではなくアマチュアだった。これからはリーグ戦の出場に絡んでいきたいし、そこで結果を残して初めて評価されると思う。少しでもチャンスをもらえたら、自分の持ち味である攻撃性を出したい」

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