「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「約束事はあったけど、その型にハマりすぎると相手の型にハマってしまって、それが一番良くないこと。質さえあれば剥がせるシーンもあったので、そこは良かったと思う」(山根陸) 他 [広島戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「すごく残念な試合になってしまった。スタートは良い入りができたと思ったが、なかなか自分たちでコントロールできず最後まで難しい状況が続き、こういった結果になってしまった」

――コントロールできなかった一番の要因は?

「ひとつの大きな理由だけではなく、いくつかあったと思う。試合の中で広島がハイプレスを仕掛けてくることは予測していたし、準備をして自信を持って試合に臨んだ。そのプレスを剥がせれば攻撃できたが、自分たちが前方向に向かっていく動きが少なく、後ろ向きになってボールを戻せば相手のプレスを食らってしまう」

 

 

 

FW 9 レオ セアラ

「なかなか我々のサッカーをすることができなかった。でも相手も良いパフォーマンスを見せたので称えないといけない試合だったと思う。ただここで落ち込んでいても仕方ないし、次の試合に向けてしっかり体を休めて準備していきたい」

 

 

MF 28 山根 陸

「(今日の布陣について)前日の練習で確認していた。相手がマンマークで来ることは分かっていたので、中盤で数的優位を作るためになるべく近い位置でテンポを落とさないようにやりたかった。

 個人的にはインパクトを残せなかったし、自分のところで違いを作りたかった。こういう難しい試合の中で90分できたことは良かったし、積み重ねていく上で大事な試合になった。

 (相手の圧力を感じた?)プレスを剥がせるシーンもあったけど、人に駒を合わせてきた時に剥がせなかったシーンのほうが多かった印象もある。3人目の動きや飛ばすようなボールを使う共通意識を持たないといけなかった。まだ冷静に振り返れていないけど、そういった意識は必要だったかなと。

 (意識していた点は?)約束事はいくつかあったけど、その型にハマりすぎると相手の型にハマってしまって、それが一番良くないこと。やりながら声を掛け合って、自分がサイドに流れたり、あるいは(小池)裕太くんが中に入ってきたり、前半はそういうシーンがあった。質さえあれば剥がせるシーンもあったので、そこは良かったと思う」

 

 

 

ヨコエク

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