「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「まだ失ったものはない。しっかり顔を上げて、次に向かっていこうと言いたいし、もっともっとお互いが必要になってくるので、助け合おうとも言いたい」(マルコス) 他 [全北現代戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「3日前の試合後にも話したが、毎試合がチャレンジになると思っている。今日の試合もまた違ったチャレンジになったが、全体的にはしっかりコントロールできたと思っている。

 

©Y.F.M

 

  問題点とすれば失点の場面もそうだが、切り替えのところだった。それ以外は自分たちがしっかりコントロールして、選手たちはしっかりと狙いとすることをやってくれた。チャンスは十分に作れたが、最後を決め切る質をもう少し上げないといけない。

 もちろん過密日程でコンディションは大変な部分はあるが、一人ひとりがしっかりリカバリーすることが大事。プレーにおいてもラストパスやフィニッシュの質を上げる必要がある。ほとんどの時間を敵陣でプレーしてゲームを支配したが、切り替えの部分を早くして精度を上げる必要はある。今日の試合についての振り返りはもちろんやるが、完璧な試合はない。ミスはもちろんある。ファイナルサードの質を上げる必要があるし、相手の最終ラインはこの前も今日も低い位置で守ってくる。そういった部分をやっていく必要がある。両チームともコンディションの部分は同じなので、しっかりチームメイトにパスを出すことが必要。そして前方向へのプレーを求めているので、それは簡単ではないがしっかりフィードバックしながらやっていきたい。

 フィジカル的にもそうだし、この強度で中2日でこのサッカーをやっていくのは簡単ではなく難しい。前回の試合からメンバーを替えたが、サッカーは変えていない。このサッカーを信じてやっていくことに集中して、次のシドニーFC戦でもフレッシュな選手をピッチに送り込みたいと思っている」

 

MF 8 喜田 拓也

「悔しい結果になったけど、グループステージはまだ続くのでこの悔しさを持って前へ進みたいと思うし、この借りは必ず返したいと思う。この悔しさにへこたれるのではなく本当に強い気持ちを持って、僕らはここに勝ちに来たので、この悔しさを受け止めてしっかり全員で前へ進むための準備をしていきたい」

 

 

 

MF 10 マルコス ジュニオール

「試合全体を見て言えるのは、勝てる試合だったかなということ。ただ、相手がまずしっかり守りから入って、ウチのミスを突こうというのは明確に見えていた。そういう中でこういう結果になったのは残念に思う。またすぐ次の試合がくるので、しっかりリカバリーをして、その試合を迎えたい。

 ウチとしては前半からしっかりボールを持てたと思うし、それでけっこうチャンスを作っていたと思うけど、残念ながらPKがあって、向こうもそこからディフェンスにまた切り替えてやっていた。後半に向けても自分たちとしては、自分たちのサッカーをしっかりやろうということで、チャンスをたくさん作れたと思うし、いい感じでボールを回せていたと思う。ただ、残念ながら結果はこういう形で負けたので、次に向けてまたしっかり準備できればと思う。

 

 

 

ヨコエク

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