「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

勝てば文句なし、引き分けでも勝ち上がり。全北現代に敗れた場合の比較対象はグループGで2位のメルボルン・シティ [ACL6節 全北現代戦直前プレビュー]

 

メルボルン・シティが対象チームに

 

20時キックオフの2試合が終了し、マリノスの勝ち上がり条件が鮮明に浮かび上がってきた。

 

撮影:舩木渉特派員

 

グループJはヴィッセル神戸と香港の傑志が2-2で引き分けた。結果、このグループの首位は神戸で、2位が傑志で確定。もともと3チームで構成されているため、2位で他グループと比較する場合もそのままの勝点計算となる。つまり傑志は勝点7で、例えばグループFで2位の浦和レッズと同勝点なので、2位の5チーム中3位以内に入ることも確定。ノックアウトステージ進出を決めた。

 

撮影:舩木渉特派員

 

もう1試合はマリノスが属しているグループHのホアンアイン・ザライFCとシドニーFCの一戦だったが、ここは地の利を生かしたベトナムのホアンアイン・ザライFCが1-0で勝利。グループHの3位がホアンアイン・ザライFC、4位がシドニーFCになることが確定した。

以上の結果をもって、マリノスが全北現代に敗れた場合の比較対象はグループGで2位のメルボルン・シティに決まった。昨日時点で全試合を消化したメルボルン・シティは勝点6で得失点差+1の内訳は得点4、失点3(すべてグループ4位との対戦を除いた数字)。そして反則ポイントは11ポイントだ(警告や退場をポイント換算して合計)。

マリノスは現状で勝点6、得失点差+2の内訳は得点4、失点2とメルボルン・シティを上回っているように見えるが、あくまでも全北現代に敗れることが前提の話なので得失点は+1以下になる。

 

ヨコエク

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