「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「レアンドロ・ドミンゲス、柏時代から何度もやられている」(栗原)・「先制されているのはいいことではない。でも先制されても負ける雰囲気ではない」(小椋)+榎本・中澤他

【試合に向けて】

DF 4 栗原 勇蔵

「セレッソ戦も 神戸戦も勝てた試合だったと思うのでもったいない。でも内容は確実に良くなっているし、実際にチャンスを作れている。先制点を与えているのは反省しないと いけないけど、いまは2点以上取れそうな気配もある。名古屋で注意したいのはレアンドロ・ドミンゲス。柏時代から何度もやられている選手だし、スピードに 乗せたら厄介な相手。集中して守りたい」

樋口 靖洋 監督

「中断明けは天皇杯を含めて名古屋戦まで5連勝を考えていた。だからリーグ戦3試合で勝ち点5は足りない。勝ち点4を落としている。ただ、序盤戦よりもチャンスの数は増えているし、あわやという場面を作れているのはプラスに考えたい。ここまでの3試合は最後までウチの運動量が上回っている。後半、相手が落ちてきてもウチはあまり落ちていない。そういう中で2トップにすることで畳み掛けるようにしている。
名古屋についてはちょっとわからないことがある。まずシステムがわからない。それと闘莉王の状態もわからない。どういう出方をしてくるのか見えない部分がある。ただ、レアンドロ・ドミンゲスが入って攻撃の軸ができた。システムに関係なく、そこはポイントになる。それと玉田がけがから復帰して、かなり効いている。この二人が試合のポイントになる。
ドゥトラはこの前のパフォーマンスを見れば、中3日でコンディションが戻っていれば間違いなく戦力になる。彼は常に準備を怠らない。それは私生活も含めて。近くにいる選手は見ていかないといけない。しっかりとしたルーティンがあって、それを絶対に崩さない。40歳の選手があそこまでできている。40歳だから、ではなく、40歳でもできる。これも新しい指標になる」

GK 1 榎本 哲也

「もちろん失点したくないと思っている。でも全体的にはしょうがない部分もある失点なので、それを次の試合に引きずることはない。3試合連続で先制されているのはいけないこと。ただ、それを必要以上に気にしてはいけない。明日の試合で無失点で終えれば、またそういう流れになる。浦和はその流れがあるから7試合連続無失点ができている。いまはチーム全体として走れているし、前からのディフェンスも効いている。だからGKとしてはあまりボールが来なくてリズムを作るのが難しい。贅沢な悩み(笑)。名古屋戦では前半の最初と最後、後半の最初と最後に気をつけたい」

 

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DF 22 中澤 佑二

「リーグが再開してからはチームとしてしっかり走れていると思う。どちらかというと相手の足が止まって、そういうタイミングでも走れているから後半に試合を優勢に進められている。ただ、決めるべきところを決めないと勝ちきれない。守備でも先制点を与えていることで試合を難しくしてしまっている。名古屋は監督が代わってフォーメーションも3バックみたいだけど、各ポジションに能力の高い選手がいる」

MF 6 小椋 祥平

「先制されているのはいいことではない。でも先制されても負ける雰囲気ではないし、絶対に点を取れるという流れになっている。だからこそ神戸戦は決めたかった。自分にもチャンスがあったし、周りにもチャンスがあった。勝ちきれるかどうかはそこで決まる。チーム全体でハードワークすれば主導権を握れるので、それは名古屋戦でも続けていきたい」

 

 

 

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